リボ払い

リボ払いで自転車操業に陥ってしまったら…苦しい借金生活から抜け出す2つの方法

リボ払いの仕組みがよく分からなくて、不安…」
リボ払いで借金がなかなか減らず自転車操業になってしまっている…

リボ払いは、月々の支払いの負担を減らすことができる便利なサービスです。しかし、当然リスクもあります。

リボ払いの危険性を理解せずに利用して、借金生活から抜け出せなくなる方も多いです。

実際に、仕組みを理解せず、カード会社から勧められるがままにリボ払いにしてしまってるという相談者は多いです。すでにリボ払いの返済がなかなか終わらず困っているという人は要注意です。

この記事では、リボ払いの仕組み自転車操業状態から抜け出す方法について詳しくご紹介していきます。

この記事のポイント

リボ払いの返済が苦しいという場合、「おまとめローン」と「債務整理」の2つの方法があります。

  • おまとめローン
    複数の貸金業者から借金がある場合、金利を抑えられる可能性、手数料が浮く可能性があり有効
  • 債務整理
    弁護士や司法書士と貸金業者の交渉をして将来利息をカット、支払える金額に借金を整理して根本から解決することができる
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リボ払いの返済が長期化してしまう仕組み

クレジットカードには「リボ払い」という支払い方法があります。

単に「リボ払い」といっても、実際には、さらに細かく支払い方法が別れていますができますが、いずれにしても返済が長期化するというリスクがあります。

クレジットカードのリボ払いは、非常に高い金利を支払わなければならない仕組みになっています。カード会社にとって大きな収益源になっているほどです。支払いが長期化し、高い金利を払う期間が長いほど返済額が膨らんでいきます。

なぜリボ払いは返済が長期化し、多くの金利を支払わなければならないのか?

まず、クレジットカードの支払い方法には大きく3つあります。

  • 一括払い
  • 分割払い
  • リボ払い
  • それほど大きい金額でなければ一括払いを利用することが多いのですが、そうでない場合は、分割払いリボ払いを利用される方が多いのではないでしょうか。

    分割払いとリボ払いの違いとしては、分割払いが最初に決められた回数にて返済していくのに対し、リボ払いは毎月の支払い金額が固定になる代わりに返済回数の指定はありません。

    つまり、最初からいくら支払うかわかっている分割払いに対して、リボ払いの場合は利用額が増えれば増えるほど返済回数が増えるために、返済が長期化されてしまうということです。

    また、毎月同じ金額しか返済しないために、借金が降り積もっているという認識が少しずつ麻痺していき、気付けば利用限度額になっていたといった方もめずらしくはありません。

    60万円の買い物をした場合、分割払いであれば、毎月5万円を12回、1年の支払いで済むところを、毎月1万円の返済に固定したとなれば、単純計算で60回、つまり5年間も支払いをしなければなりません。

    さらに、この計算には金利という概念が含まれていないため、実際には金利や手数料も考えると、毎月1万円の返済では5年の支払いではすまないというわけです。

    もちろん、この間に他の利用があれば、完済までの期間はますます長くなっていくため、リボ払いの癖がついてしまえば、下手すれば一生返済が終わらないなんて事態にもなりかねないのです。

    リボ払いの金利と返済の注意点

    リボ払いの金利は決して特別に高すぎるというわけではありません。リボ払いの金利は、一般的に年利15%前後となっていますので、金利について心配する必要はありません。これ以上の金利になっていた場合、違法な貸し付けになります。

    貸金業として登録している一般的な業者であれば、違法な貸し付けを行うことはありません。

    現在、貸金の金利は利息制限法という法律にて定められていて、利用元金に応じて15~20%という制限があるため、リボ払いだけが高い金利になっているわけではないのです。

    しかし、これまでご紹介したように、リボ払いには返済の長期化、借金している認識が薄れるといった問題があります。

    返済が長期化するということは、それだけ長い期間、金利を支払い続けなければならないということです。

    借金している認識が薄れ、借り入れ元金が膨らんでいけば、金利は元金に対してかかってくるために、トータルの支払い額がどんどん増えてしまうというわけです。

    これではまさに悪循環ですし、結果として借入限度額にまで達してしまい、自転車操業状態になってしまいます。

    リボ払いは、節度を守って利用しなければ、毎月の返済負担が軽減されるというメリットを生かすことができず、むしろ利用のしすぎはデメリットにしかならない点に注意が必要です。

    また、単に金利の高い低いが、支払い総額に影響しているわけではなく、必ず借入総額と返済期間についても考慮しなければならない点も覚えておきましょう。

    リボ払いの自転車操業を解決する2つの方法

    では、リボ払いが原因で自転車操業になってしまった場合、どのように解決すべきでしょうか?

    この場合、おおまかには銀行などが行っている「おまとめローン」か、「債務整理」を利用するかのどちらかになります。いずれの手続きも借金の返済負担を軽減する手続きです。

    おまとめローンとは

    銀行などから返済資金を調達し、リボ払いなどの返済を一括で行うことで、返済窓口を銀行一本にまとめてしまおうという金融商品の1つです。

    複数の貸金業者からリボ払いをはじめとするカード返済があるという方は、毎月の返済を1回で済ませることができ、手数料を浮かせられるというメリットがあります。

    銀行からの借入というのは、多くの貸金業者が設定するリボ払いの金利よりも安いことが多く、結果として総支払額が減るといったメリットが生じるケースもあります。

    しかし、おまとめローンの場合、一度完済したカード会社を解約するくらい徹底していないと、また同じカード会社から借入できてしまうという問題が出てきます。

    通常、お金を借入れる際には、「総量規制」という法律によって、借入額の上限が定められています。

    この規制では、年収の3分の1までしか借入れることができません。しかし、この規制の対象は、ノンバンクのみであり、銀行から借り入れる場合は、総量規制の対象外となります。

    そのため、年収に対して、さらに過剰な借金を抱える可能性があります。きちんと理解しないと、「おまとめローンの返済に加え、再度のリボ払い利用によって、今までと同様の返済もしていかなければならない」といった、さらなる自転車操業に陥る危険があります。

    これでは、借金の返済負担を軽減するといった、おまとめローン本来の意図が意味を成していません。おまとめローンには、こうした危険があるのだとしっかり認識しなければなりません。

    次に、債務整理手続きについてですが、こちらはおまとめローンとは違い、捉え方によっては借金問題を根本から解決できるというメリットがあります。

    どうおまとめローンでは、一括返済したカード会社を再度利用することができてしまいますが、債務整理では、新たな借り入れはしない/できない前提で返済計画を見直すものです。

    債務整理をすると借り入れが困難に

    債務整理するデメリットである、「数年間は新たな借金ができない」ことからきています。債務整理を利用すると、その情報が個人信用情報機関に事故情報として記録されます。

    この事故情報というのは、借入審査の際に貸金業者が個人名などから照会する情報の1つで、事故情報があると信用がないとのことから審査に通れなくなるのです。

    一般的には、借入審査に通れなくなる点をデメリットとしているのですが、借金完済への意思が弱い方にとっては、今以上に借金が増えることがないというメリットになり得るのです。

    つまり、債務整理を利用すると、それ以降は借金が増える心配がほとんどなくなります。債務整理には、任意整理や自己破産、個人再生といった手続きがありますが、いずれの手続きであっても、今以上に借金が増える心配はほとんどありません。

    しかし、いずれの手続きも非常に専門性が高い手続きになるため、個人で行うには時間も手間もかかりすぎてしまいます。

    したがって、債務整理を検討されている方、借金問題を根本から解決させたいと考えている方は、弁護士や司法書士など債務整理を専門で取り扱う専門家への相談・依頼を真っ先に考えることをおすすめします。

    債務整理は、借金をした人を救済することを目的に国が制定したものです。うまく活用しましょう。

    弁護士や司法書士に相談を

    借金問題の結果は、交渉により大きく結果が変わるため、「弁護士・司法書士選び」が極めて重要となります。ご相談の際は借金問題に精通し、実績もある法律事務所を選ぶことをおすすめします。

    弁護士や司法書士というと、多額の費用がかかるイメージをお持ちかもしれません。また、ハードルが高く、「自分には関係ない…」と思ってしまう方もいるかもしれません。

    しかし、借金問題を多く扱う弁護士・司法書士事務所なら、分割払いに応じてくれるなど、お金に困っている人に寄り添ったサービスを用意していることも多く、利用しやすくなっています。

    リボ払いの解決策を相談することはもちろん、相談しづらいお金の悩みを打ち明けるために気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

    リボ払いの借金に関するご相談はこちら|5分程度のお電話で対応可能です

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    気になる費用ですが、分割払いができるため、手元にお金がなくても気軽に相談ができます。

    みつ葉グループは、本当に必要な手続きを見極めてくれる良心的な法律・法務事務所です。もし借金問題に苦しんでいるなら、一人で悩ますに、まずは相談してみてください。あなたの借金の状況に合った、最善の解決方法を提案してくれます。

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