借金滞納

借金返済が終わらない…滞納の恐ろしさとは?完済する方法とは?

この記事では、「何とか今月の返済日に間に合わせたい…自分で返さなきゃ…」と無理をしている方に向けて、借金の返済を楽にする方法をご紹介していきます。

借金の返済ができなくなるとどうなるのか?」「一括請求や差し押さえされるといった事態を回避するにはどうすればいいのか?」などと悩んでいる方は、今どのような選択肢があるのか参考にしてみてください。

この記事のポイント

借金の返済が苦しい方へ|5つの解決法

  • おまとめローンで借金を一本化
  • 親や友人に借りる
  • 退職金で返済する
  • 保険を解約する
  • 債務整理を利用する
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目次

毎月返済が苦しくて生活できなくなるかも…そんな方はすぐに無料相談を

弁護士や司法書士事務所の無料相談を利用する

借金がどうしても返済できなくなってしまったら、すぐに借金解決のプロに相談してください。

借金問題は、借金問題を専門に扱う弁護士や司法書士に相談するのが一番の近道です。

弁護士や司法書士と聞くと、敷居が高く、お堅いイメージですが、借金問題を専門とする弁護士や司法書士は、実は借金の相談を無料で受け付けています。

クレジットカードを滞納してしまったり、カード会社から一括請求や差押予告通知などが届いてしまった場合でも、借金問題には必ず解決方法があります。

弁護士や司法書士であれば、あなたのプライバシーや精神的な苦痛に配慮して、最適な解決方法を提案してくれます。

弁護士や司法書士に相談するメリット

弁護士や司法書士に相談すると言っても、関わる機会が少ないため、あまりイメージが沸かないかも知れません。

弁護士や司法書士に相談すると、具体的に次のような変化があります。

  1. 取り立てがすぐにSTOPする
    弁護士・司法書士に依頼中は、交渉が成立するまで、借金を返済しなくてもよくなる。
  2. 家族や会社にバレずに解決できる
    債権者との直接のやり取りは全て弁護士・司法書士が窓口になるため、自宅や勤務先への電話やハガキが来なくなり、バレにくくなる。
  3. 周囲に相談しづらい借金の悩みを相談することで気持ちが楽になる
    家族や同僚には、いい顔をして自分だけがお金の心配をこそこそするのは大きなストレスになる。周囲の人が離れてしまう。相談することで少しでも気持ちの負担を減らすことは大切。
  4. 相談者に最適な手段で解決へと導いてくれる
    あなたの借金や生活の状況から最適な方法を提案してくれる。相談したことでデメリットを被るような手段は提案しない

借金返済のコツとは|早く返済すためにやるべきこと

早く返すためにやるべきことは、返済計画をしっかり立てることです。

自分の借金総額を把握して、毎月の返済金額を見直すだけで完済できる場合があります。

ここでは返済計画の立て方について解説していきますので、自分の借金返済プランを見直してみましょう。

返済計画の見直しによって完済できる人の特徴

返済計画を立てる前に、今の自分が、そもそも返済計画を見直すことで借金を返済できるのか確認してみましょう。

返済できる人には特徴があります。

必ずしも当てはまるわけではありませんが、このような特徴がある人の方が完済する可能性が高いです。

返済計画の見直しで返済できる人の特徴

  • 借金額が収入の3分の1未満
  • 返済のために借り入れをしていない
  • 安定した収入が見込める

ここからは、返済計画を見直して借金の完済を目指す方のために、返済計画を見直す方法をご紹介していきます。

返済計画を見直すための3STEP

  • STEP1.現在の借金額を明確にする
  • STEP2.自分の収入から返済可能額を計算する
  • STEP3.いつまでに返せるのかをシミュレーションをする

何よりもまず、自分がいま借りているお金の総額を正しく把握することが必要です。

複数社から借りていると、「どこから」「いくら」借りているか、正しく把握しきれていないこともあります。

特に、思っているよりも利息が高かったということはよくあります。

一度、きちんと整理してください。ここを怠ると、この後に立てた計画が全て無駄になってしまいます。

借金の総額が把握たら、次は、家賃や光熱費など借金の返済以外に支払う生活費に、どのくらいのお金が必要かを整理してください。

自分の収入から生活費を引くことで、月にいくらまで返済に充てられるのかを計算することができます。

おおよその返済額を計算できたら、最後は、利息を考慮して借金完済までの大まかな期間を計算してください。

借金総額から月々の返済可能額を割り算して、完済までの期間をシミュレーションしてみましょう。この時に必ず考慮すべきことは利息です。借入が多くなればなるほど利息も大きくなります。

ただし、この計算は間違えてしまうと、返済計画が狂ってしまいます。また、初めての方には難しいかも知れません。

そのような場合は、無理をせずに、弁護士や司法書士に相談してましょう。専門家の視点で借金返済計画を立ててもらうことができます。

一人で悩んでいる間も利息は膨らみ、督促が届き続けてしまいます。すぐに相談することをおすすめします。

返済計画を見直してみたけど…返済できそうにない…|返済が苦しい時にできる5つの解決法

借金の返済計画を立てても完済できない人には、次のような特徴があります。

計画を見直しても完済できない人の特徴

  • 借金額が収入の3分の1超
  • 返済するための借り入れをしたことがある
  • 3社以上から借り入れをしている
  • 3ヶ月以上先の収入が見込めない

こうなってしまうと、毎月の収支を見直すだけでは、返済が難しいかも知れません。

さらに、返済期間中に「収入が減った」「急な出費が続いた」など、予期せぬ理由で返済が困難になることもあります。

どうしても返済できなくなってしまった場合は、次の5つの解決方法を検討してみましょう。

借金の返済が苦しい方へ|5つの解決法

  • おまとめローンで借金を一本化
  • 親や友人に借りる
  • 退職金で返済する
  • 保険を解約する
  • 債務整理を利用する

おまとめローンで借金を一本化

おまとめローンは、借金を一本化するために銀行や消費者金融などが用意しているサービスです。

複数の業者からの借金を、今よりも低い金利で借り換えすることによって、返済を1社にまとめることができます。

おまとめローンを利用して借金を一本化すれば、毎月の返済額を減らすことができ、返済日も月に1回だけになるので、資金繰りや返済忘れの心配も軽減します。

しかし、おまとめローンを利用したからといって、借金そのものが減るわけではありません。

借り入れ条件によっては、借金を一本化する前よりも返済期間が長くなることで、支払う利息が多くなることがあるので注意が必要です。

一見すると、多重債務者にとっては非常に魅力的な金融商品ですが、当然デメリットがあるため、きちんと理解した上で利用することが大切です。

おまとめローンのメリットとデメリット

メリット

  • 毎月の返済額を減らせるため、気持ちにも余裕ができる
  • 毎月の返済日を1日に集約できるので、借金の管理がしやすくなる

デメリット

  • 利率が大きく下げられない場合、返済額が減るため元本の減りも少なくなる
  • 返済期間が長期化して、利息の総額が増える

親や友人に借りる

親や友人から借りられれば、利息を気にする必要なく、精神的な負担も少なくて済みます。

身近にお金を借りられる人がいれば、最善の方法といえるでしょう。

あなた自身が破綻するという事態は避けられるでしょう。しかし、お金を借りることで信用はなくす可能性があります。

人間関係が悪化したり、頻繁に親や友人を頼るようになり、返済も滞るようになるというケースももよくあります。

身近な人に頼るからには、信用を裏切らないように誠意を持って、対応してください。

あなたを助けてくれた人を裏切らない覚悟があるなら、関係悪化を恐れて状況が悪くなる前に、正直に話すことをおすすめします。

家族や知人に借りるメリットとデメリット

メリット

  • 利子がいらない、あるいは少ない
  • 精神的な負担が少ない

デメリット

  • 関係が悪化する可能性がある
  • 110万円以上借りると贈与税が発生する場合がある

退職金で返済する

退職金がある場合、それを借金返済に充てることもできるでしょう。

退職金で借金を一括返済してしまえば、すぐに借金生活から解放されます。また返済期間が短くなるため、支払う利息も減らすことができます。

しかし、退職後に再就職先が決まっていればいいのですが、まだ決まっていなかったり、定年退職の場合は注意が必要です。

とくに、老後の生活は病気や介護などで、急にまとまった出費が必要なケースもあります。自身の退職金とその後の生活資金を把握した上で、余剰分だけを返済に充てることをおすすめします。

平均寿命も伸びていて、老後資金もこれまで以上に必要とされるため、慎重に検討してください。

退職金で返済するメリットとデメリット

メリット

  • 利息が軽減し、トータルの返済額が減る
  • 借金生活から早く逃れられる

デメリット

  • その後の生活や資金繰りが苦しくなる

また、最近では退職金がない企業も増えているため、あてにしない方がいいでしょう。

保険を解約する

生命保険など加入している保険を解約し、解約払戻金で返済するという方法もあります。解約することで月々の保険料の支払いがなくなるため、その分のお金を借金の返済に充てることができます。

保険を解約すると、いざという時の不安もあると思います。また、中高年の方であれば、一旦解約してしまうと、借金完済後に新しい保険に加入すると保険料が割高になってしまいます。

しかし、今まさに抱えている借金の問題を解決しないことには、将来の心配ばかりしていても意味がありません。

まずは、目の前の問題を解決しましょう。解約払戻金が一定以上あれば、検討することをおすすめします。

保険を解約するメリットとデメリット

メリット

  • 解約払戻金を返済に充てられる
  • 毎月の返済がラクになる

デメリット

  • 万一の時に補償が受けられない
  • 保険に再加入すると、保険料が割高になる

債務整理を利用する

債務整理とは、「弁護士や司法書士に依頼することによって、借金の元本の減額や将来利息の免除などができる、国が認めた法的手続き」です。

つまり、法律の力で借金の総額を減らすことができます。

債務整理の手続きには、任意整理・自己破産・個人再生・特定調停の4つがあります。

一般的には、任意整理・個人再生・自己破産の3つが検討されます。

債務整理の種類と費用
手続き特徴費用
任意整理裁判所を通さず、弁護士や司法書士が貸金業者と交渉することで、将来利息のカット(場合によっては元本の減額)によって月の返済額を抑える。無理なく返済を続けたい方におすすめ。リスクやデメリットが少なく、もっとも利用者が多い。(1債権者につき)2〜5万円+減額報酬10%~20%
個人再生裁判所を通して、借金を原則5分の1に減額して、し、3~5年で完済する手続き。所有する家を残すことができるのも特徴。他の借金返済で住宅ローンの返済が圧迫されてしまっている方におすすめ。再生計画と継続した収入が必要。50万円〜
自己破産裁判所を通して、借金をゼロにする手続き。借り入れの総額が大きく、毎月の返済で生活すら圧迫されている方・人生の再スタートを切りたい方におすすめ。借金はなくなるが、家や車などの財産は失う。30〜80万円

任意整理は、裁判所を通さずに行える負担の軽い手続きですが、自己破産は自分の財産がなくなってしまう負担の重い手続きです。

実は、特定調停はよほど法律に詳しくない限り、あまり利用されません。

個人が、裁判所の調停委員と協力して、貸金業者と交渉するため、他の手続きと比べて低額で利用できます。しかし、法律に詳しい必要があります。また、裁判所手続きなどの労力が大きく、成約率が低いため、あまりおすすめできません。

どの手続きを選ぶべきかは、借金をしている方の借金額や期間、経済状況などによって、最適な手続きは異なります。

「借金をゼロにしてやり直したい」「減額してほしい」「住宅は手放したくない」など、あなたの状況や考え方によって、選択できるのが債務整理の特徴です。

複雑な法律を正しく理解するのは困難を極めます。また、これらを手続きするとしても実際にどうすればいいのかについて知っている人はまずいないでしょう。

そのため、法律を使って減額するためには、プロである弁護士や司法書士に相談するのが一般的です。

弁護士や司法書士に依頼するには費用がかかります。しかし、債務整理を多く扱う弁護士・司法書士事務所なら、分割払いに応じてくれるなど、お金に困っている人に寄り添ったサービスを用意していることも多く、利用しやすくなっています。

相談したからといって、すぐに依頼契約を結ぶ必要はありません。借金の解決策を相談することはもちろん、今置かれている状況を確認する意味でも、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

弁護士や司法書士に相談するメリットとデメリット

メリット

  • 借金の減額や払い戻し、返済方法の変更ができる
  • 取り立てや督促から解放される
  • 借金問題を根本的に解決できる

デメリット

  • 弁護士・司法書士費用がかかる

借金の滞納を続けると差し押さえの強制執行に

借金を滞納すると、早ければ翌日から催促の電話がかかってきます。払えないからといって放置していると、最終的にあなたの財産が強制的に差し押さえられてしまいます。

では、借金を滞納するとどうなってしまうのでしょうか。大げさではなく、信用情報や家族への影響など人生に関わることですので、心当たりがあるならぜひ読んで適切に対応していきましょう。

借金を滞納し続けた場合の流れ
滞納期間督促方法
~3日電話での督促
2週間~1ヶ月郵便での督促状が届く
1~2ヶ月一括返済の請求・ブラックリストに載る
2〜3ヶ月裁判所から通知書が届く
3ヶ月〜財産の差し押さえ・強制執行

滞納期間:~3日/電話による督促

期日までに借金の返済がなされなかった場合、早ければ翌日に、遅くとも数日以内に電話で催促されます。

この電話では、もちろんすぐに支払うことが求められますが、支払えない場合は、支払い可能な日を約束すれば、この段階では問題ありません。

電話での具体的な督促の内容は以下のようなものです。

消費者金融「先月のお支払い○○○○円の確認がまだとれないようなのですが、ご入金いただけていますでしょうか?」

あなた「すみません、まだ入金できていません。」

消費者金融「明日中に入金していただくことは可能でしょうか?」

あなた「済みません。明日はちょっと難しいかもしれません。3日以内には、お支払いできると思います。お待ちいただけないでしょうか?」

消費者金融「では、3日後の午後3:00までにご入金お願いします。」

ここで約束した期日までにきちんと支払えば、これ以上問題になることはありません。

消費者金融などの貸金業者が職場に督促の電話をしたり、午後9:00〜午前8:00の間に電話や訪問がなされることは法律で禁じられています。

また、電話もこの時点ならば携帯にかかってくるので、家族に知られる可能性も低いですが、不安な場合は、返済が遅れそうだとわかった時点でこちらから電話をしておくと安全です。

滞納期間:2週間~1ヶ月/督促状が届く・遅延損害金が発生する

電話にでず、約束した日にも支払わないとなると、消費者金融も督促の方法を変えざるを得ません。

次は、郵便での督促(督促状)を送ってきます。督促状が届くようになるまでの期間は、早ければ支払い期限から2週間ほどです。

督促状には、差出人(会社名)が記載されていることもあるため、家族に借金がバレてしまう可能性もあります。

また、この督促状に記載されている支払額には、遅延損害金が加算されています。

遅延損害金
返済を滞納することによって生じた「お金を貸した人」に対する損害賠償金です。

滞納から半月ほど経ち、督促状が来た段階で遅延損害金を払う義務が発生します。

消費者金融の場合、借入額にもよりますが、年率約20%にもなる利子が加算されます。

遅延損害金は長引くほど加算されますので、十分注意しましょう。

(例)
借入額が50万円で15日間滞納した場合、遅延損害金は次のようになります。
50万円 × 0.2 ÷ 365(利子) × 15(日間) = 4,110円

滞納期間:1~2ヶ月/内容証明郵便で一括請求される

督促を放置していると、滞納から2〜3ヶ月のタイミングで貸金業者から内容証明郵便で、残金を一括で支払うよう請求書が送られてきます。

内容証明郵便とは簡単にいえば、本人が受け取ったことを差出人に通知するものです。したがって「そのような郵便は受け取っていない」と言い訳ができなくなります。

「突然一括請求されるのはなぜ?」と思われるかもしれませんが、一定期間借金を滞納すると、分割払いができなくなる決まりがあります(期限の利益の喪失)。もちろん、遅延損害金も加算されています。

どの金融機関から借り入れたとしても、契約書類にこのことは記載されているはずです。また、このときに同時に「◯月◯日までに支払いをしないと、裁判を起こして一括請求する」といった通知をする金融機関が多いです。

滞納期間:2週間~1ヶ月/ブラックリストに載る

督促とは別に、滞納期間が61日または91日になると、信用情報機関に滞納の事実が登録されます。いわゆる「ブラックリストに載る」という状態です。

ブラックリストに載ると5年間は、別の消費者金融などからの借り入れもできなくなりますし、クレジットカードも利用できなくなります。

さらには、家や車などのローンも組めなくなってしまいます。

滞納期間:2〜3ヶ月/裁判所から通知が来て訴訟になる

それでもまだ無視を続けていると、裁判所から「特別送達」という形で訴状が届きます。

貸金業者からすれば「もうあなたとは話し合いで解決できないので裁判で争います」といったようなものです。

裁判で争ったとしても、裁判所から通知が来たケースでは勝ち目は薄く、最終的には裁判所から支払いを命じられます。

滞納期間:3ヶ月〜/強制執行による差し押さえ

裁判所から支払い命令を受けても、残った借金すべてを一括で支払うことができる人はほとんどいないでしょう。

ですので、この場合はあなたの給料や預貯金、自宅、車、生命保険金などの財産が、債権者によって強制的に差し押さえされることになります。

この中でも債権者は「給料」を優先して差し押さえします。というのも預貯金や自宅、車、生命保険といった財産では、回収の見込みが薄いためです。

給料は手取り金額の4分の1までが差し押さえの対象になります。

差し押さえをされると必然的に会社にバレるリスクがあるので注意が必要です。

会社にバレると、解雇はされないものの、会社からのイメージも著しく悪くなり、あなたの今後に大きな支障をきたす可能性があります。

差し押さえまでされてしまっては最後、全額返済まで半強制的に返済し続けるしか選択肢はありません。

そうなる前に何としても別の解決策を考えましょう。

借金を返せなくなったら?慌てずに貸金業者に連絡を

借金の返済が遅れるなら、遅れると前もって連絡をするだけで、その後の対応も変わってきます。

貸金業者が最も嫌うのは、「お金を貸した人と連絡が取れないこと」です。何も連絡をせず、支払わないままの状態を続けるというのは最悪の対応といえます。

貸金業者によって過酷な取り立てが行われていた時代もありましたが、現在では多くの貸金業者が借りた人の相談を受け付けてくれています。

督促の電話が自宅や会社にかかってくる事態を回避する意味でも、事前に貸金業者に連絡を入れることが大事です。

シチュエーション別に借金の返済方法をご紹介

ここでは、借金返済中の方から寄せられる質問の中からよくあるものと、その回答を紹介します。

借金返済中に妊娠してしまったら

ーー最近、妊娠していることがわかりました。とても嬉しいことなのですが、私が産休・育休を取得するため、世帯収入が減ってしまいます。また、実は借金があるんです…養育費もどんどん増えていくので、お金のやりくりが不安です。

妊婦などの働けない/収入がない人が借金返済をラクにする手段として挙げられるのは、「自己破産」です。

自己破産と聞くと、人生が終わってしまうような非常にネガティブなイメージを持っている方が多いですが、実は受けるダメージは意外と少ないです。自己破産をすることで、子供への影響もほぼありません。

出産費用は約50万円といわれています。また、その後の子育てはそれ以上に費用がかります。

まずは借金問題を完全に解決しておくことをおすすめします。

結婚相手にバレずに借金を返済するには?

ーー最近、結婚が決まりました。しかし、借金があることを相手になかなか言い出せません…。バレずに借金を返済することはできるのでしょうか。他の方はどうしているのか気になりますが、なかなか相談できることでもないので(笑)

やはり、借金を隠して結婚をすることは、おすすめできません。

収入が十分にあって、一時的に借金をしている状況であれば、バレずに返済することができるかもしれません。

しかし、毎月少しずつ返済するのがやっとという場合は、少し不測の事態が起こるとあっという間に滞納してしまうことになります。

そうなると、生活もままならないことにもなりかねません。事前に話をして、家族で協力することが大切です。

また、支払いの明細書などが自宅に届くことも考えられます。一つ屋根の下で暮らす以上隠し通せる可能性は低く、バレたら信用を失い家庭崩壊につながる可能性も高いでしょう。

やはり、基本的には、結婚相手のためにも、自分自身のためにも、借金があることを打ち明けたほうが良いでしょう。

しかし、事情によって、どうしてもバレずに借金返済をしたいのなら、債務整理をするのは選択肢の1つです。債務整理をすれば借金の督促は止まり、月々の返済もラクになります。

借金返済中の人でも生活保護は受けられる?

ーー借金が残っていて、生活が苦しい状況です。生活保護を受けたいと考えています。生活保護を受けながら、借金返済をすることはできるのでしょうか…?

借金がある状態で生活保護を受けることはできません。

受給したお金を、借金の返済に回すことは法律で禁止されています。

自己破産をして、借金を清算にした上で、生活保護を申請することになります。

債権回収会社から突然通知がきた!

ーー債権回収会社と名乗る男から一括請求の電話がかかってきました。どうすればいいでしょうか?

まずは差出人を確認してください。身に覚えがなければ詐欺の可能性があります。

債権回収が認められている会社は、法務省のホームページで公開されています。確認してみましょう。

身に覚えがあり、法務省が公認している債権回収会社の場合は、いつ差し押さえなどの法的措置を取られてもおかしくない状態です。早急に対応する必要があります。

直接交渉して、分割払いにしてもらうこともできますが、個人での交渉は基本的には取り合ってもらえません。すぐに弁護士や司法書士に相談しましょう。

クレジットカードを滞納してしまったら

ーー気が付いたら、クレジットカードの支払い日が過ぎていました。でも、すぐに支払いができません…。どうしたらいいのでしょうか?

クレジットカードの支払いを滞納し、まだ督促が届いていないなら、まずはカード会社に電話をしましょう。

滞納した理由や返済計画を伝えることで、分割払いが認められる場合があります。

クレジットカードも借金と同じなので無視していると、最終的には裁判を起こされてしまいます。

ギャンブル依存症から抜けられない

ーーギャンブル依存症から抜けられず、借金が増えていく一方です。何か方法はありませんか?

ギャンブル依存症は、その名の通り、依存症であり、病気です。

しかし、自分一人で抜け出すのはかなり困難ですし、ギャンブルで作った借金は、なかなか身近な人に相談したり、頼ったりしにくいのが現状です。

こういう方こそ、弁護士や司法書士に相談するべきでしょう。

熟練の弁護士や司法書士であれば、借金完済のアドバイスだけでなく、生活習慣の見直しにも的確な助言をしてくれます。

また、守秘義務もあ流ため、家族や知人にバレる可能性も低いです。

借金返済中に住宅ローンは組める?

ーー借金返済がまだ終わっていないのですが、住宅ローンや車のローンを組めるのでしょうか。

住宅ローンや車のローンを組むためには、審査に通る必要があります。しかし、あまりにも借金が多いと、ローン返済可能性が低いと判断され、審査を通過できません。

確実なのは、本人ではなく、家族の名義でローンを組む方法です。

専業主婦(主夫)が多額の借金を返すには?

ーー夫に内緒で多額の借金をしてしまいました…バレずに返済したいのですが、パートをしてもとても返しきれません。どうしたらいいでしょうか?

夫にバレずに解決する方法として、任意整理という手続きがあります。

将来の利息や返済額を減らして、毎月の返済額を無理のない金額に変更できます。任意整理は裁判所を通さない手続きなので、裁判所から書類が届いてしまって夫にバレるという心配はありません。

ケガや病気、うつ病になってしまったら

ーー借金があるのにケガして収入が途絶えてしまいました。返済を猶予する方法はないでしょうか…?

厳しいようですが、猶予はできません。病気やケガは契約とは関係ないため、返済は続けなければいけません。

そのため、病気やケガ、うつ病が原因だとしても、借金の滞納を放置していると大変なことになってしまうのは、同じです。

病気やケガの程度によりますが、すぐに治って支払いができる可能性があるなら「任意整理」を、今後収入を得る見込みがないなら「自己破産」を検討すべきでしょう。

借金に関するご相談はこちら|5分程度のお電話で対応可能です

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気になる費用ですが、分割払いができるため、手元にお金がなくても気軽に相談ができます。

みつ葉グループは、本当に必要な手続きを見極めてくれる良心的な法律・法務事務所です。もし借金問題に苦しんでいるなら、一人で悩ますに、まずは相談してみてください。あなたの借金の状況に合った、最善の解決方法を提案してくれます。

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