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親も学生も困窮させる大学費用…借入額は増加傾向|私立大学新入生の家計負担調査(2018年度)

この記事のポイント
  • 仕送り額が減少する一方で、家賃など生活費は増加傾向
  • 計画的に準備する家庭が増え、奨学金の受給は減少しているものの、借入額は増加傾向
  • 自宅通学と自宅外通学でも借入額に大きな差、地域格差の懸念も

私立大学教職員組合が実施する「私立大学新入生の家計負担調査」が発表されました。これは、2018年4月に首都圏の私立大学・短期大学(以下、私立大学)に入学した新入生の家計負担の状況をまとめた調査報告書です。

仕送り額は右肩下がり。家賃の増加で生活費も右肩下がり

入学直後で費用がかさむ5月を除き、6月以降の仕送り額は1995年の12万4900円/月をピークに、それ以降はずっと右肩下がりの状況です。2018年は過去最低の8万3100円です。

一方で、最も大きな支出である家賃は右肩上がりという市況が続いています。

仕送り額が減って家賃が上がったということは、家賃の占める割合が増え、生活費の割合が減るということです。2018年は仕送り額の75.6%が家賃で、1カ月を30日として生活費を算出すると677円という金額になります。

入学費の借入世帯は減少、一方で借入額は増加

奨学金を安易に借り入れる、社会人になってから返済が難しいという報道がされていることもあり、奨学金を受給する人は少しずつですが減少しています。

大学費用が足りない家庭にとって、奨学金と並んで頼りになるのが「借入れ」ですが、これも住宅ローンと2本立てなどになると家計に大きな負担となることが周知され、計画的に準備している家庭が増えてきているようです。

せっかく志望大学に入学しても、生活費不足を補うためにアルバイトばかりしていては卒業に関わります。さらに、それが就職に影響して、お金を借りてまで大学に行ったにも関わらず、収入が低い状況になっては、悲惨です。

また、親も大学費用の返済に追われて老後資金の準備が遅れ、将来、子どもを頼るようでは本末転倒です。

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参考:私立大学新入生の家計負担調査(2018年度)