レイクでの借金は、債務整理によって減額してもらえる可能性が十分にあります。
利息や遅延損害金のカットや借り入れ元本の減額など、債務整理によって借金の負担を大幅に軽減することが可能です。
債務整理は国の法律で定められた「債務者の権利」です。
現在借金の返済が非常に難しいという状況の方は検討してみる価値が大いにあります。
目次
債務整理は自分で行えるのか
債務整理は自分で行うことも可能です。
ただし、レイクくらい大手の消費者金融との交渉は自力で成功させるのは難しいというのが実情です。
相手は一流の金融のプロです。弁護士・司法書士などの専門家からの交渉依頼でない場合はそもそも受け付けない、という処理をされるケースもあります。
また、債務整理案件に慣れた債権者の顧問の弁護士・司法書士を相手に一般人が全うに戦うのは現実的ではありません。
債務整理は時間や手間のコストを考えると、専門家に依頼して代行をしてもらうのが賢明です。
また、結果費用はかかりますが取り戻せる金額も多くなるので結果、メリットの方が大きいといえます。
実際にほとんどの人が弁護士・司法書士事務所に依頼した上で、債務整理を成功させています。
レイクの債務整理の期間
レイクへの債務整理そのものの手続きも、任意整理であれば、一般的な消費者金融と同じように1ヶ月~2ヶ月程度で終わるケースが大半です。
手続きも書類の準備ができれば、本人が行うことは1,2回の弁護士・司法書士との面談ぐらいです。
実際に、債権者であるレイクの担当者と顔をあわせることはまずありえません。
中には、債権者と会うのが怖い。と臆してしまう方もいますが安心して大丈夫です。
債務整理の方法
債務整理には
- 将来発生するレイクへの利息や遅延損害金をカットしてもらう任意整理
- 借金を返済可能な額まで減額できる個人再生
- 借金の元金の減額や全額免除を行う自己破産
この3種類があります。
レイクの場合は、平成19年以前も貸し出しを行っていたため、それ以前から借り入れを行っている方は、グレーゾーン金利に抵触する可能性が高いでしょう。
過払い金請求により、借金を帳消しにできる可能性も十分にあります。
レイクは、消費者金融で貸し出し上限金額も決まっているので、多くの方は任意整理を選択することになるでしょう。
個人再生と自己破産のどちらを選択するべきかは、多くの場合「持ち家があるかどうか」がキーポイントになります。
個人再生の場合は、持ち家を処分することなく、借金の残高を3分の1まで減らしてもらうことができるためです。
自己破産の場合は、持ち家は処分する必要がありますが、借金の全額を免除してもらえるという大きなメリットがあります。
レイクだけの借金でしたら、話は比較的簡単なのですが、住宅ローンの支払いも困難な場合。
そして、他の消費者金融やカーローンなど複数の借金を抱えてすべての支払いが困難になっている方は、一度借金の状況を把握する必要があるでしょう。
また、レイクを相手に債務整理を行うといずれの場合も、「ブラックリスト」にのることになるため、新規のローンを受けることは難しくなります。
レイク以外のアコムやプロミス、モビットなど同業者からも、5年から7年間は新しい借り入れをする事はできなくなります。
専門家に相談で取り立てストップ
レイクに限らずすべての債権者に該当することですが督促がなくなるという非常に大きなメリットもあります。
現在、毎日きびしい取り立ての電話や通知、督促を受けている人の場合、債務整理を専門家に依頼した瞬間ににこの取り立てが連絡がストップします。
借金の取り立てや督促で、うつ病や精神的にやられてしまう方も多いので、債務整理を行う上で大きなメリットとしてあげられます。
レイクの借金は債務整理で減らせる
レイクからの借り入れは長年借りているのか、金額の大小に関わらず、債務整理を行う事で減額してもらえる可能性が高いです。
債務整理の手続きの中で、どの方法をとってレイクとの交渉を行うかは、専門家がメリットとデメリットをシュミレーションした上でアドバイスをくれます。
借金は悩んでいる間にも利息や遅延損害金が増え続けてしまいます。
一刻も早く弁護士や司法書士に相談をする事が重要です。
レイクで債務整理をした体験談
私の初めての借り入れは20歳の誕生日を向かえた年で、その当時私は夜の仕事をしていました。
接客をしてお給料を貰ってはパチンコにつぎ込みという生活をしていました。
それで、お金も無くなり生活するお金も無く、家賃も滞納、光熱費も伸ばせるだけ伸ばしての生活でどうにもならなくなり、お金を借り入れする事にしました。
最初は武富士で50万の借り入れをして、滞納している家賃、光熱費等の支払いを済まして、また、残ったお金でパチンコに行っていました。
お金は直ぐに底をつき、また仕事のお金では追いつけない生活に戻ってしましました。
その当時、借金を甘く考えていた私は、二件目、三件目と借り入れをお願いして合計150万と言う多額の借金をしてしまいました。
最初数ヶ月は返済も送れずにしていたのですが、パチンコの癖は全く抜けなく、あっと言う間にお金は無くなっていきました。
仕事をしても、返済、家賃、生活費、光熱費と支払いは山のようにあり、どうしようかと思っていました。
ですが、それでも借金だけは返済をしていました。
借金して一年が過ぎた頃、返済も遅れるようになり、毎月延長の電話を掛けて伸ばせるだけお願いをしてそれでも借金返済していました。
その頃になると、パチンコに行かなくなり、なんて無駄遣いをしたんだと自分がしていた事にようやく気づく事が出来ました。
夜と昼と掛け持ちをして完済を目指しつつ、借り入れした当初とは全く違う節約生活をしていました。
友人が飲みに誘ってくれても、出来るだけ行かないようにしたり、食事なども職場でもらえる物を食べたりと、自業自得で逆に浅はかな考えをしていた私に良い勉強になったと考えるようにしていました。
借金をして5年くらいたったとき、借金は返済をしてもそんなに減っている感じがせず、金利が高いから仕方が無いと思っていたのですがネットで調べてみると、高額金利、過払い金などあることが分かりました。
早速、ネットで検索をして近くの無料で相談を受けてくれる債務整理の事務所に相談に行きました。
この当時は、お金も無かったので債務整理も高額の金額が掛かると思っていたのですが、無料の相談だけして良いアドバイスを貰って帰ろうと思っていました。
初めて弁護士・司法書士事務所に行くと、とても皆さん親切で、今まで残していた領収書・契約書などを見せると、過払い金は出来ないかもしれないが、もっと借金を減らして、金利もなくす事が出来るかもしれないと言われ債務整理をすることに決めました。
それからは武富士などから一切連絡は無く、債務整理が成立するまで支払いはストップとの状況で成立するまで約3ヶ月くらい掛かりました。
その間毎月一万円債務事務所に積み立てをしていて一軒につき約二万円前後掛かる債務費用も成立後に、積み立てから差し引きされ、支払いの負担も無く、思っていたより本当に良かったです。
三社合わせて150万円も借金していて、自分で返済をして債務整理をする時には100万くらいまで減ってはいたもの、債務整理が成立した時には借金は30万減額で、すべて元金に行くような話しでまとまって毎月返済額がきつかったのですが、毎月一軒に月1万円と決めて支払いが本当に楽になりました。
私は返済をしても半分以上金利で取られていたみたいで、減額には出来たのですが、完済もしていなく借り入れもまだ浅いために、過払い金は無く、でも大満足です。
今では、三社とも完済をしていますが、借金は本当にきつかったです。
債務整理をして、少し気持ち的にも楽になり、毎日借金の事しか頭に無かった私でしたが、気持ちの整理もでき借金も整理もでき、完済まで出来る事が出来本当に良かったです。
債務整理後の支払い方法
支払いについては、債務者がレイクの指定した銀行口座に毎月送金することになりますが、弁護士・司法書士事務所によっては、返済代行サービスを行っているところもあります。
自分で返済すると返済漏れがあったり忘れてしまったりすることがあって心配な場合には、このようなサービスを利用するのも良いでしょう。
ただし、返済代行サービスを利用すると、それなりの手数料がかかってしまうことには注意が必要です。
過払い金が発見された場合
債務整理の手続中に過払い金が発見されることがあります。
弁護士・司法書士がレイクから取引履歴を取り寄せて利息制限法に引き直し計算した時点で、過払い金が発生していたら、そのことと金額が明らかになるからです。
この場合には、債務整理の手続きを過払い金請求の手続きに切り替えて、過払い金請求ができます。
弁護士・司法書士が過払い金請求書を作成してくれて、レイクに送付して、過払い金の返還について交渉をします。
レイクの場合、任意の話し合いの場合には8割程度のお金が返ってきますし、和解までの期間も2~3ヶ月程度と短いです。
裁判にすると、ほぼ満額返ってきます。和解後には、だいたい3ヶ月程度で実際の入金があります。
レイクからの過払い金は、弁護士・司法書士の口座に振り込んでもらい、弁護士・司法書士の費用と清算をしてから依頼者に返還されることになります。
次に、レイクの借金を債務整理する場合にいくらくらいの費用がかかるのかを見てみましょう。
債務整理の実費
債務整理をする場合、弁護士・司法書士などの専門家に手続きを依頼するかどうかによって費用がかかります。まず、弁護士・司法書士に依頼しなくてもかかる実費を見てみましょう。
債務整理を弁護士・司法書士に依頼せず、債務者が自分で手続きをする場合には、ほとんど費用はかかりません。
この場合、レイクとの通信費用と合意書に貼り付ける印紙代くらいしかかからないので、数百円~数千円で済みます。
弁護士・司法書士の費用は事務所によって異なる
弁護士や司法書士に手続きを依頼すると、着手金と成功報酬金がかかります。
着手金とは、事件を依頼した当初にかかる初期費用のことで、報酬金とは、事件が解決した場合にその解決内容に応じてかかる費用のことです。
弁護士や司法書士の費用の金額は、自由化されているので各事務所が個別に定めています。よって、どの事務所に依頼するかによって、かかる費用の内訳や金額が異なってきます。
ただし、債務整理を依頼する場合の相場の金額はありますので、以下でご紹介します。
債務整理の着手金
債務整理の着手金は、債権者1社について2万円~4万円程度です。
着手金については、無料にしている事務所もあります。
債務整理の報酬金
報酬金についても、かかる事務所とかからない事務所があり、債務整理の報酬金には、減額報酬金と基本報酬金があります。
減額報酬金とは、相手方業者と交渉することによって借金返済額を減額することができた場合に、その減額の度合いに応じてかかる費用のことです。
減額報酬金がかかる場合の相場は、減額できた金額のだいたい5%~10%程度です。
基本報酬金とは、債権者と合意ができたことそのものに対してかかる費用のことです。
基本報酬金がかかる場合の相場は、債権者1社について2万円程度です。
着手金が無料の事務所では報酬金が高めに設定されていることが多いので、必ずしも着手金無料だからと言って安い事務所だとは限りません。
着手金がかかっても、減額報酬金がかからない事務所の方が良心的な事務所であることが多いです。
また、債務整理の手続中に過払い金が発見されて過払い金請求をした場合には、過払い報酬金も発生します。
過払い報酬金は、過払い金を回収出来た場合にかかってくる報酬金のことで、実際に返ってきた過払い金の金額に応じて金額が決定されます。
過払い報酬金の相場は、回収できた過払い金の金額の15%~20%程度です。
債務整理をする場合には、上記の費用相場と比較して安い事務所を利用すると、費用を抑えることができます。
レイクの場合にも、かかる費用の相場は上記の一般的な債務整理の場合と同様です。大手消費者金融だからといって、余計に費用がかさむことはありません。
よって、レイクの債務整理をする場合には、いくつかの事務所で費用の内訳や金額を聞いてみて、なるべく安い事務所で手続きを依頼する方法がおすすめです。
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