モビットで借金することだけなら問題ありませんが、返済できずに滞納が続いてしまうと問題が生じます。
例えば、いまは借りたお金を分割払いで返済していると思いますが、滞納が続くと一括請求を受けることになります。
この一括請求は、最初はモビットから送られてきますが、放置していると次は裁判所から送られてくるため、法的な強制力があります。
無視し続けると、差し押さえを受けることになるので、踏み倒そうと思っても意味はありません。
目次
借金の体験談
ここで、実際にモビットから借金をしてしまった人の話を紹介します。
自分と近い状況だという人は、参考にして自分の場合はどうしたら良いのか考えながら読んでみて下さい。
借金のきっかけ
最初は軽い気持ちで借金をしました。
モビットのATMからお金を借りるのは流石に抵抗があったので、ネットで申し込みをしてカードが届いたら10万円借りました。
3ヶ月掛けて返すつもりでした、実際は返済することが出来ずにそれから何度も借りていました。
気がついたら1年で、110万円ほど借金は膨らんでいました。
毎月の返済滞納することは不味いと思っていたので、1年間はなんとか払える額だけ返済していました。
しかし、返済金額よりも借りる金額が多く、常に借金は増え続けていました。
滞納し始める
少しずつ借金が増え続ける生活をしていて、ある時どうしてもお金が必要になることがありました。
その結果、借金は140万まで増えてしまいました。
そしてとうとう1ヶ月滞納してしまい、まともに借金を返せなくなってしまいました。
返済したいと思いながらも、生活するギリギリのお金しか持っておらず、結局滞納が続きました。
その後もなかなか返済の目処が立たず、気がついたら滞納が長期化してしまいました。
一括請求を受ける
滞納して、およそ5ヶ月ほど経った頃、自宅に一括請求の催告書が届きました。
内容は、規程の期日以内に返済しなければ法的な強制力を持った上で一括請求を行うということでした。
なお、分割払いは認められないというものでした。
しかし、今までお金に困っていた人間がすぐに返せるわけはありません。
その時は本当に絶望感を味わいました。
借金を任意整理
流石にこのままではまずいと思い、ネットで借金を何とかする方法は無いかと考えました。
そこで弁護士に相談することで、今の状態を止められることを知りました。
最初に電話で相談したあと、直接弁護士に会って返済できない今の状況を説明しました。
借金はほぼ返せていないため、利息が膨らんでいる状態です。
弁護士からは債務整理という手続きで、返済の総額と毎月の支払金額を減らしてくれるということでした。
また、そのための手続きもモビットとの話し合いも、弁護士が引き受けてくれるということで心強かったです。
早く弁護士に相談すべきだった
滞納していた時はモビットから督促状や電話を無視していましたが、今思い返せば通知を見て現実を知るのが怖かったのだと思います。
借金を放置していても、無くなるはずは無く、いつかはそのツケを支払うことになるのに、その事から目を逸らし続けていました。
今回は債務整理したことで、負担を減らすことができましたが、この経験を胸に刻み、これからは自分自身としっかり向き合って生きていこうと思っています。
滞納を待ってくれるのは1週間程度
借金をして追い詰められた人からのよくある質問で、支払いが遅れて何日で滞納扱いになるのかということを聞かれます。
実際に、ネット上の質問投稿サイトでよく見かける内容です。
これは貸金業者ごとで違いますが、滞納は1週間以上支払いが遅れた時点で滞納扱いになると覚えておくと良いでしょう。
会社によっては2週間以上待ってくれるところもありますが、基本的に1週間を目安に考えるのが間違いないです。
最低返済額でも支払う方が良い
滞納問題は、基本的には1ヶ月未満に支払わないと、非常に厳しい対応を迫られます。
これは消費者金融や銀行などのローンだけでなく、ショッピングのローンの支払いの遅れも同じことです。
出来るだけ早く遅延分を支払わないと、その分だけ利息も高くなってしまいます。
さらに、支払いの遅延が発生すると、利息とは別に年利20%を日割りで計算した違約金がついてまわります。
20%の金利とは、貸金業法で定められた金利の最上限なので、日割で20%だと大したことがないと思って放置すると大変なことになるでしょう。
それこそ、1~2週間分だったらまだ良いですが、大金を借りている人の場合は、1ヶ月も遅延したら、年利20%の遅延料金を取られるとなると、やはり結構な額になってしまいます。
借金の滞納は危険という印象は誰もが持っていることだと思いますが、この危険の理由がこの違約金の存在です。
もし、滞納をしているなら、通常の年利に加えてさらに20%の年利が加わると分かれば少しでも返さなければと思うはずです。
なお、毎月の返済も請求された金額をそっくり返さなくても、実は大丈夫なのです。
督促状などに記載されていますが、請求額の他に最低限支払って欲しい金額の記載があります。
この金額は、請求金額を大きく下回っているはずなので、その金額を支払うことで、滞納が止まることがあります。
なお、取り立てだけでも止めたいという場合は、最悪でも1000円でも支払っていれば取り立てが止むことがあります。
その場しのぎかもしれませんが、精神的に辛いという場合は、こういった返済方法もあるということを知っておいて下さい。
モビットの取り立て
やはり出来るだけ遅延はしないことが望ましいので、遅れてしまった時には1日でも早くお金を工面して、支払いをしてしまった方が心が軽くなると思います。
長期の遅延は、精神的にも経済的にも負担が大きすぎます。
うっかり返済日に遅れて、1日や2日程度の延滞では、それほど取り立ての口調は厳しくありません。
漫画やテレビなどで見かける、恐喝まがいの厳しい取り立ては、基本的にありえません。
一般的な大手の消費者金融では、1日遅れたくらいでは、取り立ての連絡を取ることはありません。
謝罪と早々に入金を済ませれば「次回からは気を付けて下さい」と注意されるだけで済みます。
しかし、何度も滞納が続き、1か月以上の滞納になってしまうと、取り立ての口調も厳しくなってきます。
真面目に払っている人には、勿論親切に優しい口調で接しますが、借金を踏み倒しているような人には、やはり口調がきつくなります。
スタッフの対応がきつくなってくるのは、やはり1か月以上の遅延が発生するよう場合が多いので、長期の返済遅延は絶対に止めましょう。
また、短期の返済遅延も、数が多くなってくると、やはり厳しい口調に変わってきますので要注意です。
既に一括請求通知がきていたら
既に滞納を繰り返していて、モビットのような消費者金融やカード会社の支払いが遅れていて、裁判・支払督促を起こされたという方への対処法を紹介します。
まず、モビットのような消費者金融で返済が滞っていると、一括請求通知という内容で自宅のポストに、裁判所から封筒が届きます。
この書類は郵便で送られてきています。
特別送達という郵便で送られてくるため、送達した証明も裁判所側で行っています。
そのため、通知が送られてきていなかったという理由や、通知に気づかなかったという言い訳は一切聞きません。
この通知の返答期間は2週間以内となっており、この期間内に返答しなければモビットなどの、貸金業者側の訴えが一方的に認めれられてしまいます。
そのため、2週間以内に返済する必要があります。
裁判所の訴状の中身
裁判所からの訴状の中身は、支払督促という内容の書類と異議申立書が同封されています。
こういった通知は、滞納するとすぐに訴えられるというと、借入をした会社によって対応が全く違います。
会社によっては1年以上裁判を起こさない会社もあれば、3~4ヶ月ですぐに訴える会社もあります。
この期間は会社によってバラバラですが、すべての会社に共通しているのは、今すぐ一括で支払えということです。
裁判所から訴状が届いた場合の相談
訴状や支払督促が届いた段階での相談については、弁護士・司法書士の無料相談を利用できますが、裁判になってしまったら弁護士が少しでも介入すると、弁護士側にも責任が生じる異なります。
基本的に、どの法律の専門家に相談しても、無料相談にのってくれるところはありません。
そのため、専門家に相談するとしたら、裁判の手続き前に相談しなければいけません。
モビットで債務整理するには
債務整理と言っても大きく分けて4つの方法があります。
それぞれには長所と短所がありますが、仮にモビット1社の借金で払えず、それでも月々の収入がある程度はあるのであれば、任意整理が適している可能性が高いです。
自己破産も債務整理の一種ではありますが、モビット数社程度の借金ではあまりおすすめ出来る方法ではなく、その他の個人再生や特定調停についても任意整理に比べるとあまり利用されていません。
借金を任意整理で支払っていく
任意整理は自己破産とは異なり借金を無くすものではなく、あくまで返済計画を立て直して支払いを進めていくものとなります。
現在のモビットの返済プランでは支払えない方が、債権者との示談交渉をして借金の減額をしてもらう手続きとなります。
現状の返済では苦しい方も、任意整理を行えば無理の無い返済を進めていけるようにもなります。
任意整理で利息がカット
モビットの支払日に間に合わない理由の一つに、利息が高いことがあげられます。
何もモビットだけに限らずですが、消費者金融は金利が高いので、返済が出来なくなってしまう場合が多いのです。
しかし、任意整理であれば利息をカットでき、さらには昔から長期間に渡って利用をしていた場合には、払いすぎた利息があればその分は元金分に充てられるので、借金の減額も見込めます。
裁判手続きではない任意整理
任意整理は文字通り、債権者と債務者による任意での借金の整理となるため、強制力を持つものではありません。
債権者側が応じなければいつまで経っても解決とならず、その間も支払いの催促の連絡が来る場合もあるのです。
そのため、交渉力が問われる手続きであるとも言え、個人で行うよりも弁護士・司法書士などの専門家に依頼をしておけば、スムーズに任意整理が進むようにもなるのです。
専門家に依頼をする
債務整理は全て自分ひとりで手続きを進めることももちろん出来ます。
しかし、任意整理などはいくら裁判手続きではないとは言え、モビット側などの債権者との交渉もしなければならないので時間も手間も労力もかかります。
大変な労力をかけた挙句に合意に至らなければ、全て無駄になってしまうのです。
その点、弁護士・司法書士などの借金の整理を専門としている方に依頼をすれば、費用こそかかってしまうものの、ヒアリングを経て全て手続きを確実に進めてくれます。
個人では対応の難しい案件であっても、弁護士・司法書士ならスムーズに法的な知識を持って処理をしてくれるため、借金で悩んでいる方には心強い味方となってくれるのです。
滞納で債務整理をするなら
借金問題の手続きは複雑で素人では判断できない内容がたくさんあります。
手続きで記入しなければいけない書類も専門知識が必要ですし、そもそもどんな手続をしなければいけないかの区別もむずかしいです。
例えば、自己破産しか無いと思った人が任意整理を行うことはよくあり、時効で済む可能性のある借金もあります。
実際、債務整理手続きの8割は任意整理が行われていると言われています。
続きを開始する前の相談は無料で受付けているので、自分で判断できない場合は、まずは一度相談してみることをおすすめします。
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