レイクで借りたお金の返済を滞納していると、一括請求の督促が届く場合があります。
この書類について、解説していきます。
借金の取り立ての請求が来るのは、決して気持ちの良い事ではありません。
身に覚えのある方も、そうでない方も大きな不安を抱えていると思います。
しかし、放置や無視を続けているとこの不安な日々が、今後ずっと続いてしまいます。
どんな場合でも、1日でも早く取り立ての来ない生活を取り戻すことが、最も大切です。
レイクのような消費者金融から借金をして、支払いすることができず放置してしまい、取り立てが続いている人の多くは、借金の返済の目処が立っていない状態かと思います。
こういった状況に陥ってしまうと、通常の金利に加えて滞納による遅延損害金の発生によって、利息分の返済しか支払えなくなることが多いです。
もし、現在少しずつの返済しかできていないという人は、借金問題を解決するために、合法的に借金を減額する事ができる法律の債務整理を検討して下さい。
債務整理手続きは、弁護士・司法書士に依頼して行われるのが一般的です。
さらに、債務整理手続きをすると消費者金融からの取り立てが2~6ヶ月ほど止まるため、その間に元の生活に戻ることができます。
債務整理手続きを依頼する弁護士・司法書士の仕事は、離婚・相続・詐欺被害・事故示談・労働問題など分野があります。
医者に専門分野があるように、借金問題の相談をするなら債務整理が得意で、かつ解決実績が豊富な弁護士・司法書士を選ぶ必要があります。
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目次
レイクで延滞したら起きること
遅延した翌日からは「遅延損害金」という罰金が発生します。
レイクの遅延損害金は20.0%です。
つまり返済に遅れると、金利が20.0%になってしまうと考えるとわかりやすいでしょう。
たとえば50万円の借入で、2カ月延滞してしまうと約1万6千円もの遅延損害金がかかります。
返済が遅れれば遅れるほど、たくさんのお金がかかるので、1日でも早く返済するようにしましょう。
もし今すぐ返済することが難しいようであれば、いつまでに返済できるかしっかりと伝えるようにしておいてください。
そうすれば最低限の信頼を保っておくことができるはずです。
遅延1週間で本格的に催促が始まる
1週間以上返済に遅れると、自宅やケータイへの電話や督促状の送り付けなどによって、レイクからの催促が始まります。
よくドラマで見るような、取り立て人が自宅に押し掛けてくるようなことはありません。
ただこれらの催促を無視していると、レイクからの信頼がガタ落ちします。
レイクの一括返済催告状とは
現在借りているお金を、全て一括で支払うように求める書類です。
通常の返済であれば、分割払いになっていますが、滞納が続くと“期限の利益の喪失”により、分割が認められなくなります。
そのため、一括返済を催告する書類として、この一括返済催告状が届きます。
一括返済催告状に書いてある法的手続きとは、裁判所に訴えて差押強制執行を求める手続きのことです。
差し押さえが認められると、最低限の生活に必要なもの以外は、給与の一部も銀行口座も、全て回収される恐れがあります。
3カ月以上の返済遅れをすると、信用情報に傷がついてしまいます。いわゆる「ブラックリスト」入りです。
信用情報に傷がつくと今後3年から5年程度、追加でお金を借りることがほぼ不可能になります。
信用情報はカードローン会社の間で共有されるものなので、レイク以外からの借入も断られてしまうでしょう。
最終的には強制解約や法的手段
またレイクからの電話をずっと無視し続けるなど、あまりに対応が悪いと強制解約されてしまいます。
強制解約されると、借りているお金を全額いっぺんに返さなければなりません。
そしてその強制解約の連絡すら無視していると、最終的に法的手段を用いられることもあります。
カードローンの遅延で受ける最も大変な法的手段が「差し押さえ」でしょう。
差し押さえをされると、会社でもらった給料を強制的に返済に回されてしまいます。
そのときは裁判所から会社に差し押さえの命令が出されるので、お金を返していないことが会社に知られることになるでしょう。
このようなことにならないように、返済が難しい際はレイクにしっかりと連絡を取るようにしてください。
レイクは法裁判所に訴える
「裁判所に訴える」と聞くと、あたかも大事件のようなイメージがあるかと思います。
何年も法廷で争い、莫大な裁判費用が掛かるという印象があります。
実は裁判は、実際はそれほど大変ではありません。
- 書類を裁判所に提出するだけで済む支払督促
- 最短即日で結審し、判決が下される少額訴訟
こうした”スピード裁判”があるため、ごく簡単に法的手続きを行えます。
レイクほどの大手企業であれば、こうした法的手続きに精通した、法務のプロも豊富に在籍しています。
法的手続きを起こすことは、レイクにとっては、ただの通常業務に過ぎないため本当に裁判所に訴えられる可能性が高いとも言えます。
職場や家族に知られる
法的手続きを開始されると、職場や家族にも、レイクでの借入や滞納が全て知られてしまう可能性があります。
まず、裁判所からの通達があるため、同居家族には知られる可能性が高いでしょう。
差し押さえになれば、給与も差し押さえ対象になるため、職場へも公的な差押通知により、全て知られてしまいます。
もちろん、ここまで来れば家族・親族に隠し通すことも、現実的に不可能です。
給与、預金、銀行口座、家具や家電も強制回収になります。
差し押さえ強制執行を受けると、様々な財産が、”徴収”されてしまいます。
「家も車も持っていないから、差し押さえられる財産がない」
という考え方は、まったくの間違いと言わざるおえません。
職場からの給与も差し押さえ対象。アルバイト、パート、派遣社員でも同じです。
家具や家電なども、最低限の生活に不要と判断されたら、有無を言わさず強制回収です。
預貯金等も、2ヶ月分の最低限の生活に必要な額を”行政の基準”で計算され、それ以上の金額は全て回収されます。
差し押さえについて
もう何をやっても対処できない状態になったことのサインが、差し押さえ通知です。
この通知が来てしまうと、収入の4分の1の差し押さえや、財産の差し押さえが行われます。
貯金していたお金も全て回収され、口座が凍結してしまいます。
こうなってしまうと、もう自力では対処することはできません。
勤めている会社に、裁判所から差し押さえの通知が来ることになります。
その通知が来た時点で、会社に借金の返済が遅れていることが知られます。
お金にだらしないことを知られると、まず会社からの信頼はなくなりますし、何より気まずさで同じ職場で働きにくくなります。
会社側から解雇されることはありませんが、差し押さえを受けた人の殆どは自分から退職することが多いと言われています。
差し押さえられる前に相談
生活ができなくなるほど返済に困ってしまったなら、裁判や差し押さえになる前に債務整理や自己破産を検討しましょう。
昔は弁護士・司法書士などの借金問題の専門家に相談すると、それだけでお金が掛っていました。
しかし、現在では実際に手続きを行うまでは無料で相談を受けている事務所が増えてきています。
電話で話してみて、自分の借金問題が解決できると分かるまでは無料でいくらでも質問することができるようになっています。
そのため、まずは弁護士・司法書士事務所の無料相談窓口に電話をしてみてください。
電話口では匿名でも構わないところも多くあります。
そのため、周りに知られたくないという人は匿名で相談したいという旨を伝えてください。
契約時には、債権者と手続きするために必ず本人の名前が必要になりますが、借金の負担が軽くならないと分かれば契約する必要はないので、ためらわずに電話を掛けて見ることをおすすめします。
レイクの対応
債務整理をすると、レイク側に弁護士・司法書士が借金問題に介入してきたことを知らせる、受任通知というハガキが送られます。
このハガキは、弁護士・司法書士が送ってくれます。
この手紙は、内容証明郵便という、郵便で送付した証拠を保証される方法で郵送されます。
そのため、消費者金融側が送られていないというような言いがかりができない形で送付されます。
消費者金融側は、この通知が届いた時点で取り立て行為をストップせざる得なくなります。
なぜなら、この受任通知と同時に、利息制限法を超えた利息の支払いが行われていないかを調べるための取引履歴の開示請求が送られるからです。
弁護士・司法書士が払いすぎた利息がないか調査している時に、新たに取引が行われると、計算が合わなくなるため取り立て行為を行うのは禁止されています。
そのため、債務整理を行うと、レイク側は基本的に弁護士・司法書士からの要望に答えるような行動しか取れなくなります。
債務整理の効能
取立がストップする
先ほど紹介したように、弁護士・司法書士が消費者金融宛に受任通知を送ることで、取り立てが一切なくなります。
この取り立てが停止する期間は、借入会社の数によって変わりますが、短くても2ヶ月、長くて6ヶ月間返済しなくてもいい期間が生まれます。
そのため、この期間は生活の立て直しや、弁護士・司法書士への債務整理手続きの費用を貯めるための期間として利用されます。
一般的には、債務整理費用の積立期間として扱われることが多いと言われています。
借金問題で相談してくるということですから、基本的にお金を持っていない人の相談が大半です。
事務所もそのことは十分に把握しているため、支払いは分割であったり、後払いが可能だったりします。
借金が減る
債務整理手続きには、支払うことができなくなった借金の総額を減額する、個人再生という手続きと、借金の支払いを免除する自己破産という手続きがあります。
これらの手続きは、裁判所を通して手続きを行う必要があり、官報に借金の減額手続きを行ったことが記録に載ってしまうというデメリットがありますが、返済の負担は減らすことができます。
この2つは、債権者側が本来返してもらうはずだった借金を諦めろという内容の手続きなので、審査はかなり厳正に行われます。
実際に、裁判所から調査員が派遣されてあなたの身の回りの支払状況など、踏み倒し目的で借金をしていないかを調べられます。
しかし、これらの手続きが実現すれば間違いなく借金の負担を減らすことができるため、一度弁護士に相談してみて、自分の場合は手続きが出来るかどうかを聞いてみることをおすすめします。
今後の利息がなくなる
債務整理の手続きをすると、手続き後の利息や遅延損害金がなくなります。
要するに、借りていた元本だけを返済すれば良くなります。
利息や遅延損害金は、月単位で見ると大した金額ではありませんが、年単位で見るとかなりの負担になっていることが多いです。
利息や遅延損害金が無くなることは、債務者にとって楽になるのは言うまでもありません。
業者が債務整理を受け入れる理由
ここまでの説明で、債務整理をすることで返済の負担が軽くなることはわかったかと思います。
ただし、ここまでの説明だと、返済を前提にしても業者側が損をすることのほうが多いと思うかもしれません。
実は、滞納したり返済が難しいとされる債権については、消費者金融側も諦めることもあります。
また、取り立て行為にも人件費が掛かるため。回収しきれない不良債権は消費者金融側も持ちたくないと思うことのほうが多いです。
あまりにも、滞納が長続きして裁判沙汰にしようと思っても手間が掛かって余計なコストが掛かるような状態になることを、消費者金融は一番嫌います。
そのため、半年以上滞納が続くような借金があった場合は、借金を安い値段で債権回収業を行っている企業に売り払ってしまうこともあります。
結局、取り立て行為を行わなければいけなくなると、消費者金融側も損をするので、債務整理によって確実に返ってくる保証がもらえるなら、債権者側にとっても得になることがあるということです。
債権者と交渉するなら
債権者と交渉するなら、弁護士・司法書士に依頼することをおすすめします。
債権者側も、債務整理に寄って助かることがあるのはわかったかと思いますが、それでも債務整理を行われること自体が債権者にとってデメリットです。
そのため、個人で債務整理を行おうとして債権者に連絡をとっても、相手にされないことが多いです。
なぜなら、債権者は個人名義で債務整理を行われても、応じる義務は無いため、何度連絡がこようが無視しても問題にはなりません。
しかし、弁護士・司法書士からの連絡が来た場合、法律上必ず債権者は対応しなくてはいけません。
対応しなければ、債権者側が罰則を受けることになってしまいます。
そのため、厳しい取り立てが行われていたり、今月も来月も返済の見込みが無い場合は、弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。
借金問題に強い専門家に相談
借金問題の手続きは複雑で、かつ専門知識がないと、適切な債務整理が選べないことが多いです。
例えば自己破産しか無いと思った人が、個人再生や任意整理で済むということもよくあります。
実際、自己破産をするしか無いと思って司法書士事務所に相談してくる人の8割は、相談してみたら任意整理で済んだという話もあります。
そのため、どの手続きを選んだほうが良いかの正しい判断が出来る弁護士に頼ることが、借金問題解決の一番の近道なのです。
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