借金滞納

債務整理の後にクレジットカードは作れるの?どうしてもカードが必要な時の方法

クレジットカードが使えなくなると言っても、そもそもの原因にクレジットカードの使いすぎが挙げられます。

そのため、そこを気にしてはいけません。

まずは目の前の借金を解決して信用情報を回復させましょう。

債務整理の手続きの減額幅は、依頼した弁護士・司法書士の実力に比例して返済金額の減額や、手続完了までの期間が短くすることができます。

このとき借金問題を得意とする弁護士・司法書士に依頼できるかどうかが重要になります。

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みつ葉グループは、弁護士・司法書士・行政書士・税理士・土地家屋調査士など多数の専門家を有する総合士業グループです。そのため、それぞれの専門家が連携・協力することで、あなたの状況に最適なワンストップサービスを提供することが可能です。

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気になる費用ですが、分割払いができるため、手元にお金がなくても気軽に相談ができます。

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債務整理後にクレジットカードは作れるのか?

債務整理を行うと、手続きをした人には制限がかかってしまいます。

例えば信用情報に金融事故を起こした人として登録されてしまい今まで持っていたクレジットカードは全て使えなくなります。

では、債務整理をした後にクレジットカードを新たに作ることは可能なのでしょうか。

生活をしている上では公共料金の支払などでクレジットカードは必要になりますが、債務整理をすると今まで使っていたものは利用できなくなります。

そんな状況だと債務整理をしたことが生活に負担をかけることになってしまいます。

この疑問の回答を結論から言ってしまうと、クレジットカードを新たに作ることはできません。

というのもクレジットカードは個人の返済能力があるという信用情報があってはじめて使えるものです。

債務整理によって債権者に譲歩してもらって借金を減らすということは返済能力に対する信用がなくなると同然です。

なのでクレジットカードの再度発行はほぼ不可能になると言って良いでしょう。

しかし、これから説明しますが債務整理をしても一定期間すると信用情報は回復してクレジットカードは作れるようになります。

まずは、クレジットカードと信用情報に関しての知識を紹介していきます。

債務整理後にクレジットカードが作れない理由

さて、ここで債務整理をするとクレジットカードが作れなくなる理由を説明します。

債務整理手続きを実施した後のクレジットカード新規作成やキャッシングは基本的に不可能だと思って間違いはありません。

それはなぜなのでしょうか?

個人信用情報機関のリストを参照しているから

クレジットカード会社が実際にどのような情報を元に審査や与信判断をしているのかは公開されておらず、正確なことはわかりません。

しかし、確実に見ているのは個人信用情報機関に登録されているクレジット利用履歴と支払いの履歴です。

過去の支払状況を見ればその人の返済能力と延滞履歴などがわかります。

一般的に個人情報を管理している団体は以下の3つです。

  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)
  • JICC(株式会社日本信用情報機構)
  • KSC、全銀協(全国銀行個人信用情報センター)

CICやJICCは、自己破産が確定して借金が帳消しになってから5年間は事故情報として残ります。

個人再生と任意整理は手続きをして返済が完了してから5年~10年は事故情報として残ります。

この期間内は事故情報、いわゆるブラックリストに載っており、同じ会社からクレジットカードが再度発行されることは絶対にありません。

社会的地位の格付を行っているため

カードを申し込む際、名前、生年月日、性別、職業、居住形態、住所、電話番後、家族構成など様々なことについて聞かれます。

クレジットカード会社がその一つ一つに点数をつけてカード発行の可否を判断しているからです。

無職や専業主婦は審査外になる可能性も高い

家事手伝い、無職、ニートなど、実質的な収入が見込めない人は、審査を受ける上でもっとも点数が低く不利と言え、そもそも審査対象にならない可能性もあります。

年齢は審査を受ける前提条件となり、高校生はどこにも申し込みはできませんし、未成年者は親権者の同意が必須になります。

年収・勤続年数・居住年数は見られている

そうして各項目の点数に加え過去の債務状況なども点数化され、クレジットカード会社全般が定めるボーダーラインをクリアしなければ、どんな主張があったとしてもカード発行に至ることはありません。

申込者によって改善点は異なるカード審査ですが、「年収」「勤続年数」「居住年数」など、とくに重視される項目を中心に、バランスよく高めていくことが、審査を通す上で理想的な形だと言えるでしょう。

債務整理後にクレジットカードを発行する方法と発行できるまでの期間

厳しい審査であっても、カード発行が可能になった事例があります。一体どのようにすればカード発行が可能になったのかをここでは紹介していきましょう。

債務整理後にクレジットカードが発行できるまで

カードが欲しいという気持ちを抑えて何年も待つのは辛抱のいることですが、大原則として上記の信用情報機関から情報が抹消されるまでの期間が過ぎるのを待つしかありません。個人信用情報機関から情報が抹消されるまでの期間は、以下の通りです。

  • CIC  延滞:5年 任意整理:5年 自己破産:7年
  • JICC 延滞:1年 任意整理:5年 自己破産:10年 強制解約:5年
  • KSC  延滞:5年 代位弁財:5年 任意整理:5年 自己破産:10年

※いずれも、支払いから完了した日から数えての年数

情報が抹消された後は、「記録が真っ白」という状態になります。

こうなるとクレジットカード会社側では「債務整理をした人」か「まだ一度もカードやローンの利用をしたことがない人」のどちらかと考えるしかなくなるので、記録が残っているときに比べてフラットな状態になります。

期間経過後は念のため個人信用情報機関に開示請求を行い自分の信用情報を調べてみてください。

もし未だに記録が残っているのであれば、完済が証明できる書類を用意する・時効の援用書を発送するなどしてまずは問い合わせから削除依頼を届け出ることが有効でしょう。

信用の実績を作る

一度、個人信用情報機関から事故登録としての記録が削除されると同時に、過去における他社との取引履歴も削除されてしまいます。

事故登録が削除されることは債務整理後にクレジットカードを発行するための必須条件である一方、情報機関上の個人情報の記録がクリーンな状態であることは、クレジットカードの審査に落ちる原因の一つです。

現代において、クレジットカードや住宅ローンなど、個人情報機関においてどこの金融機関やカード会社と取引を行ったことがない人はほぼいません。

そのため、事故登録の取引履歴がクリーンである人ほど、クレジットカードの審査において、過去にブラックリストに掲載されたのではないかと疑われてしまいます。

他者との取引履歴を構築する

そのため、まずはいきなりクレジットカードの審査を受けるのではなく、きちんと返済を行っていた取引履歴を情報機関に残すことが必要です。

取引履歴を残す上で、おすすめなのが携帯電話の機種変更の際における、機種代の分割払いになります。

ケータイ電話の契約であれば審査も緩い上に、現代において携帯電話の利用は当たり前であるため、取引履歴として心象が悪くありません。

一度も取引を行ったことのない会社に申し込みをする

一度「金融事故を起こした人」として特定のクレジットカード会社のリストに登録されてしまうと、その会社ではカードを発行することができません。

しかし、まだ一度も取引を行ったことのないべつの会社であれば、少ないとは言えまだ可能性が残っています。

カード審査の合否は、

  • 自動的に審査落ちとなる場合
  • 審査担当者が過去の債務整理の状況を詳細に見てから判断する場合

この2パターンに別れます。

少々の延滞など比較的軽度な場合はカード発行が可能になった事例も多々あります。

債務整理を行った者はクレジットカードを発行してはならないという理由も存在しませんから、過去がどうだからと一括りにすることはできません。

審査基準はカード会社によって異なるので、比較的審査が通りやすい会社をリサーチした上で申し込みしてみるのも手です。

債務整理後が不安なら

債務整理手続きでまだ不安がある、、、そんな方はまずは弁護士・司法書士事務所への無料相談を利用してみてください。

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気になる費用ですが、分割払いができるため、手元にお金がなくても気軽に相談ができます。

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どうしてもすぐにクレジットカードが欲しい人のための代替え案

債務整理を行った人にはカードの発行に制限が設けられている以上、すぐに取得するのは相当困難であることは大前提です。

ここでは視点を変えて、クレジットカードを発行する以外の代替え案についてまとめました。

デビットカードで代用できないかを考える

デビットカードは普通のクレジットカードと使い方は同じですが、銀行口座に必要な残高がなければ買い物ができない仕組みになっています。

クレジットカードの利点は支払いを後回しにできるという点ですが、ここにこだわらなければデビットカードでも十分メリットは受けられます。

現金を持ち歩かずに済みますし、通販やカード支払い限定の買い物も行えます。

デビットカードのメリット

■個人信用情報機関を使った審査がない
過去の債務整理によって個人信用情報機関に情報が掲載されている、もしくは登録期間の経過により情報が抹消され真っ白だったとしても、それがハンデとなることはありません。

■発行条件が16歳から
年齢に制限がなく、職種や収入で格付けされることがないので、信用情報に問題がある人や、一時的に無職となっている人や高齢の方でも気兼ねすることなく申し込みができます。

家族にクレジットカードの契約をしてもらう

自身でクレジットカードの審査に通らないのであれば、家族の人間(ブラックリスト掲載されていない)にクレジットカードを作成してもらうことで、追加カード(家族カード)を発行することができます。

追加カードとは?

追加カード(家族カード)とは、家族間で同じ口座から引き落としができるカードのことです。

もちろん主契約の人の信頼の元に発行されるため、利用者への審査はありません。

三井住友カードの場合は家族カードでもポイントが貯まるなど便利な面もありますが、債務整理までしている以上、カードは持たない方が良いかもしれませんね。

大手の消費者金融会社に一社だけ申し込む

どうしても今すぐに資金が必要になる理由があるとしたら、それはかなり深刻な理由のはずであり、究極論も辞さないといった人向けの内容になりますので、あくまでもこれを推奨するわけではないことを予め記述しておきます。

クレジットカードの審査の柔軟度は、消費者金融系>流通系>信販系>銀行系・独立系の順番となっています。

中でもとりわけ審査に柔軟な消費者金融系(カード)をピンポイントで狙えば、「現在20歳以上69歳以下の安定した収入と返済能力を有する人(アコムの場合)」であれば、審査に通る可能性はあります。

ただし、収入が見合わなければ多重債務、最悪の場合はまた債務整理といった流れにもなりかねませんので、くれぐれもご注意下さい。

クレジットカードが原因で債務整理を繰り返さないように注意すべき3つのコト

クレジットカードは便利な反面リスクもあることは、債務整理経験者であればなおさら身をもって実感していることと思います。

同じ過ちを繰り返さないために、クレジットカードの落とし穴についても解説していきます。

リボ払いに注意

何かを購入したときに、一回で払わずに複数回に分けて払う方法が選択できます。

便利な方法に思えますが、しかしこの分割払いも借金の一種であり、通常よりも高い利子を払う必要があるので注意が必要です。

さらには「返済が長期化する」「借金をしている意識が小さくなり金銭感覚が狂う」という問題が組み合わさり負担も増します。

もし分割払いを行うのであれば、できるだけ少ない回数で利用するようにしましょう。

利用額の把握忘れに注意

クレジットカード会社からは基本的にひと月分の利用明細が送られてきますので、面倒かもしれませんが必ず次の支払い額を把握するようにしましょう。

この確認を怠ると、支払い遅延を起こす危険が増します。

金銭感覚が狂う

クレジットカードは手元に現金がなくても買い物ができる便利なサービスですが、お金が出ていく感覚が薄くなりがちですか。

過度な支出を増や危険性もあります、カードの使いすぎで破産する方も多いので、常にお金がいくらあるのかを把握しておくことが大切になります。

もし2回目の債務整理手続きを行うなら

もし2回目の債務整理手続きをしなければいけなくなったら、みつ葉司法書士事務所に相談することをおすすめします。

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気になる費用ですが、分割払いができるため、手元にお金がなくても気軽に相談ができます。

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