突然、見覚えがない法律事務所から警告書や催告書などの督促が届くことがあります。
実は、法律事務所は、債権者から委託を受けて債権回収をすることがあります。
今回ご紹介する鈴木康之法律事務所もそのうちの一つです。
身に覚えがないからといって、無視すると裁判を起こされ、給与などを強制的に差し押さえられる可能性があります。
ここでは、鈴木康之法律事務所の概要、通知が届く理由、通知が届いたときの対処方法をご紹介していきます。
目次
鈴木康之法律事務所とは
身に覚えがない名前のため、「架空請求ではないか?」と疑う方も多いようです。(通知書が届いた方たちの声)
しかし、きちんと実在する弁護士事務所です。
鈴木康之法律事務所は、2009年4月に設立され、債務整理を中心に企業法務を広く扱う弁護士事務所です。
設立当初は、メガバンク系貸金業者側の代理人として、多くの過払金返還請求訴訟に関与しています。
その後、クレジットカード会社の債権回収、不動産管理会社の明渡訴訟も扱うようになり、現在、債権回収に関しては、クレジットカード会社、携帯キャリア、コンテンツプロバイダー、通信販売会社、公立病院等、約200社から委託を受けています。
また、家賃保証会社や不動産管理会社から委託を受けて、家賃滞納を理由とする物件明渡にも対応しているようです。
かなり広く債権回収業に取り組んでいることが分かります。
拠点 | 東京 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町4-7-2 Daiwa麹町4丁目ビル3階 | (企業法務) 03-5213-4607 (債権回収) 03-5213-4609 03-6261-0061 03-6261-0062 03-6261-0063 03-6261-0068 03-6261-0084 03-6261-0089 03-6261-0286 03-6261-1126 03-6261-1262 03-6261-3649 03-6261-3729 03-6261-3734 050-3646-1428 050-3646-4473 (FAX) 03-5213-4608 |
大阪 | 〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋1-7-14 堺筋北浜宗田ビル4階 | (企業法務) 06-4708-5491 (債権回収) 06-4708-5567 06-6210-2682 050-3786-4531 050-3786-6837 050-3646-5962 (FAX) 06-4708-5493 | |
名古屋 | 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-5-10 名古屋丸の内ビル5階 | (企業法務) 052-957-5803 (債権回収) 052-746-9571 052-746-9572 (FAX) 052-957-5804 | |
弁護士数 | 13名 | ||
取扱業務 | ・債権回収、不動産に関する保全、訴訟、執行手続 ・組織再編に関するアドバイス ・募集株式、募集新株予約権、社債の発行等の資本政策に関するアドバイス ・株主総会の運営に関するアドバイス ・コンプライアンスに関するアドバイス ・映画、音楽等の著作権に関するアドバイス ・金融商品取引法に関するアドバイス ・商標、不正競争防止法などの知的財産に関するアドバイス ・独占禁止法、景品表示法に関するアドバイス ・電子決済に関するアドバイス ・インターネット上の誹謗中傷に関するアドバイス、発信者情報の開示請求 ・労務に係るアドバイス ・会社関係訴訟、労働訴訟 ・中華人民共和国へのビジネス展開に関するアドバイス ・税務訴訟 ・刑事事件全般 |
また、債権回収部門の電話番号を多数契約しており、このことからも債権回収に注力していることがわかります。
なぜ鈴木康之法律事務所から督促が届くのか
ご紹介したように、鈴木康之法律事務所はクレジットカード会社、携帯キャリア、コンテンツプロバイダー、通信販売会社、公立病院等、約200社から委託を受けています。
具体的にどのような企業から委託を受けているのかをご紹介します。
これらの企業に対して借金や滞納の心当たりがある方は、注意が必要です。
- 三菱UFJニコス
- リンクライフ
- U-NEXT
- ワイモバイル
- セディナ
- BIGLOBE
- ネットプロテクションズ
- ヤフー
- メルカリ
- ドコモ/ソフトバンク/KDDI(au)などの携帯コンテンツ配信業者
- マールベリーワン(旧:三和信用保証+三和銀行、現:三菱UFJ銀行)
- セブンカードサービスなどのクレジット会社
- エイベックスエンターテインメント/日本エンタープライズ/レコチョク/メディアドゥ/BookLive/フェイスワンダワークスなどのコンテンツ配信事業者
一般的に知られるカードローン、キャッシング、クレジットカード、家賃滞納だけでなく、インターネットの有料コンテンツやサービスの利用料金の債権回収も積極的に請け負っています。
鈴木康之法律事務所から届く通知書
鈴木康之法律事務所は、圧着はがき、もしくは封書で通知書を送付しています。
以下のようなタイトルで送られてきます。
- 督促状
- 警告書
- 催告書
- 最終通告
- ご連絡のお願い
- 受任通知 兼 請求書
- 債権回収受託のご通知
また、通知書に加えて、SMSで連絡することもあるようです。
これらの通知が届いた場合、無視し続けると裁判を起こされて、財産・給与が差し押さえられる可能性があります。当然、家族や職場にもバレてしまいます。
通知を受け取った場合は、早めに対処しましょう。
鈴木康之法律事務所の名をかたる詐欺に注意!
インターネットの有料コンテンツやサービスの債権回収も積極的に行っているため、架空請求などの詐欺も多いので注意が必要です。
鈴木康之法律事務所の請求方法を真似て、電話やメール、SMSを使って連絡してくるケースが多く、電話で利用したこともない「メルカリの料金」を請求してくるケースもあります。
このような有料コンテンツは、利用者本人も「いつ、どのサービスに登録したのか」を忘れてしまうことが多く、請求書が届くと、何も考えずに支払ってしまいがちですが、まずは冷静になって確認することが大切です。
詐欺業者からの偽の請求を見分けるには、以下の点に注意してみてください。
- 鈴木康之法律事務所の名称や連絡先が正しいか
- 債権回収の委託元会社名が明記されているか
特に公式ホームページには、なりすまし/詐欺に関する情報が丁寧に掲載されていますので、必ずご確認ください。
どうしてもご自身で判断することが難しい場合は、放置せずに鈴木康之法律事務所の公式ホームページから問い合わせるのが確実です。
この際もホームページに掲載されている番号を利用しましょう。
通知書を無視しているとどうなるのか
通知書を無視するとどうなってしまうのでしょうか?
鈴木康之法律事務所の督促の流れを確認しておきましょう。
- STEP1受任通知が届く鈴木康之法律事務所から「本件の債権回収につきましては当事務所が全面的に受任しました」という趣旨の通知が届きます(通常は普通郵便)。先ほどご紹介してように、なりすましや詐欺が多いため、差出人、事務所の住所と電話番号を必ず確認しましょう。
- STEP2催告書や警告書が届く受任通知を無視すると、次に催告書や警告書が届きます(通常は普通郵便)。
- STEP3最終通知書が届く催告書や警告書も無視していると、最終通知書や最終警告書が届くことがあります。
赤い封筒で届くこともあります。 - STEP4裁判・差し押さえ強制執行最終警告も無視すると法的措置に移行します。最終的に給与や預貯金、自家用車など財産が差し押さえられてしまいます。
通知書への正しい対応方法
ご紹介したように、通知書が本物である場合は、無視をしてしますと、早ければ数ヶ月で差し押さえされてしまいます。
支払いができるようであれば、すぐに事務所に連絡し、支払いする意思を伝えましょう。約束通りに支払えば、それ以上、事態が悪化することはありません。
また、一括が不可能な場合、事情次第では分割払いに応じてもらえる可能性もあります。
しかし、未納料金が高額になりすぎてどうしても支払えないようであれば、債務整理を検討しましょう。
鈴木康之法律事務所のような弁護士事務所が債権回収を受託しているケースでも、債務整理をすれば支払いを減額したり免除してもらうことができます。
また、鈴木康之法律事務所から実際に裁判されてしまった後でも債務整理は可能です。
個人再生や自己破産をして手続き開始決定が出たら、その後は給料の差し押さえなどをされずに済みます。「手続き開始決定後は債権者が強制執行できないルール」になっているからです。
そのため、もし裁判をされてしまった場合は、いますぐに債務整理を行うべきでしょう。
鈴木康之法律事務所から通知書が届いたらご相談ください
鈴木康之法律事務所は、正式に委託を受けて債権回収をしている事務所です。
しかし、架空請求が横行しているため、詐欺かどうかを確認する必要があります。
とはいえ、本物の通知であった場合は、裁判や差し押さえの強制執行までそれほど猶予がありません。
もし少しでも自分一人では不安だと感じた場合は、闇雲に話を進めずに、鈴木康之法律事務所から届いた書面やメールなどをご用意して、弁護士・司法書士の無料相談を利用してください。
書面・メールを元に相談すれば、専門家が詐欺かどうかを判断してくれます。
また、借金には時効があります。この時効成立の有無も確認してもらえます。
必要に応じて、あなたに最適な借金の解決方法を提案してもらえます。
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- 債務整理に強い専門家に相談・依頼することで、厳しい督促が止まり、難しい手続きもサポートしてもらえる
鈴木康之法律事務所の口コミ|通知が届いた方の声
口コミサイトなどに多くのコメントが寄せられています。
これらの内容から鈴木康之法律事務所からの連絡が実際にどのようなものなのか見ていきましょう。
詐欺やなりすましに関する口コミ
Yahoo! JAPAN利用料金受任通知兼請求書!2万位。
連絡して確認したら
名前、住所、番号全部微妙に違うものやったわ。せやから他人ですわな。
住所ちゃうから近隣住民から届きました。とりあえず受け取った方もあまり良い印象やないし困るわ。
知り合いの弁護士と同期の警察官に相談してきます。
無駄な時間どないしてくれんねやろか。
不適切な対応に関する口コミ
が、内容に関しては「債権者しか知らない、私どもは内容を知らされてない、手元に届いている通知もこちらで出したものではない。」と言われました。
しかし最後に「払って貰えば解決することなので。」との回答でした。どういう理屈でしょうか。
早口で主語が抜けたおかしな日本語で、威圧的な話し方をする女性だったので、他の方に代わってください、とお願いしたところ、また変な日本語で威圧的に話す別の女性が出ました。
具体的な例を挙げると、「私の名前は〇〇と言います。」等日本語を覚えたての外国人のような言葉づかいです。
何点か質問をしている最中に、急に「じゃあもうこちらからは請求しませんのでこれで終わります!」と怒鳴られて切られました。
念のためホームページで確認しましたが、なりすましではなく、本当にこの法律事務所でした。
契約した覚えもないのに、やれ払え払えーって唸ってる!しかもヤミ金並みにしつこい!
そもそも詐欺の片棒担いでる時点でアウトでしょ?ちゃんと調べて受任するなりなんなりしないと、信用されなくなりますよ!
こっちは訴えるなら訴えて貰っても結構なんで!
まぁ〜訴えた所で棄却されるのが落ちだけどね、笑
そう言えば、詐欺の債権を元に提訴して、被告側が何の対処もせずに放置したら、そのまま原告側の主張が認められるケースがあったらしいですね。それ狙いか?笑
そうなったら絶対放置はしないし、世論やマスメディアを巻き込んで闘います!
ハガキで、送られて、来ましたが、
支払い期限が、ハガキが届いてから
5日以内に支払いとの事です支払い
しないと、法的処置との事です
この鈴木康之法律事務所は本当の、
弁護士なのでしょう?
そのほかの口コミ
ちなみに私の場合はKDDIからの未払金請求です。
私は別会社の光回線を契約しているにも関わらず悪質な代理店のしつこい勧誘によりほぼ無理矢理に加入させられ契約期間を満たさず退会した経緯であり、こういった詐欺に近い悪質代理店を野放しにしている携帯電話会社やプロバイダーなどにも問題があると思います。
これから代理店を通じて光回線などを契約される方はネットでよく調べて契約されることをお勧めします!
冷静な対応をしましょう。
悪い記載が非常に多いですが、コメントを見てみると主に2つの内容が多いようです。
- 架空請求で事実無根にもかかわらず、しつこく連絡される
- 取り立ての担当者の対応が無礼
1つ目は、公式ホームページに連絡手段や電話番号のリストが記載されています。そちらを確認のうえ、明らかに詐欺やなりすましであれば、警察などに連絡したり、無視しましょう。
どうしてもご自身で判断できない場合は、直接に鈴木康之法律事務所に連絡したり、弁護士・司法書士の無料相談を利用することをお勧めします。
2つ目は、借金に心当たりがある場合やなりすましなどではない場合、まずは冷静になりましょう。
いろいろな感情があると思います。
「嫌なことから逃げたい..」
「わかっているのに、しつこく催促されると不愉快..」
「突然の取り立てに、びっくりして、ついにカッとなってしまった..」
「痛いところを指摘されて、自己防衛のためにカッとなってしまった..」
「生活が苦しくて精一杯なのに、偉そうに取り立てされてイラッとした..」
しかし、借金を滞納していることが事実であれば、きちんと建設的に対応しましょう。また、うっかりで勘違いや失念してしまっていることも考えられますので、もう一度、落ち着いて考えてみてはいかがでしょうか。
いろんな事情もあるかと思いますが、怒りに任せた言動は、債権者との関係をこじらせてしまいます。こうなってしまうと債権者に裁判を起こされ、給与や財産を差し押さえられていまいます。結果的に、ご自身の状況を悪化させてしまいます。
冷静に状況を伝え、謝罪し、返済する意思を示すことで分割払いや支払い猶予をしてもらえた可能性もあります。
「返さなければいけないお金がある」という事実を受け止めて、最善の解決策を考えるのがあなたにとっても一番良い方法ではないでしょうか。態度が悪いと感じることもあるかもしれませんが、借金を解決して、少しでも早く借金生活を抜けられることを考える方が良いでしょう。
ご自身で対応が難しいと感じたら、すぐに専門家に無料相談することをおすすめします。不快な対応をされたのであれば、その旨も相談してみましょう。あなたに合った解決策を提案してくれます。
心当たりが無い方によくあるケース
支払方法の勘違い
- 家族や関係者(友人、同僚)に支払いを依頼していたものの、これらの方々が支払いを忘れている。
- 別の代金・料金等への支払いを、当法人からの請求についても既に支払ったと勘違いしている。
- クレジット払いや着払いにしたつもりだが、誤って後払いを選択している。
- クレジット払いや口座振替を選択するも残高不足となり、未払いとなっている。
- クレジットカードの更新により、支払方法が後払いへ変更となっている。
- 誤った口座への入金のため、お支払いの確認がとれなくなっている。
特にクレジットカードは手続きから実際に反映されるまでに時差があるため、よく確認することをお勧めします。
定期契約に関する勘違い
- 解約前の料金に未払いがあることに気付いていない。
- 解約したつもりが、できていない(各会社との契約に基づくルールに従って解約する必要があるものの、ルールに従った手続がとられていない)。
- 他の発送月分と勘違いしている。
通信販売に関する勘違い
- 通信販売購入店名を忘れてしまっている。
- 購入商品名を忘れてしまっている。
借金でお悩みの方はこちら|5分程度のお電話で対応可能です
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