山形銀行カードローンで、1度でも滞納してしまうと危険です。
通常のカードローンを利用する人は多いかと思いますが、2ヶ月連続で滞納すると、カードが使えなくなります。
さらに、2ヶ月滞納の情報は他の金融機関にも共有されるため、今後お金を借りる必要がある時に借りれなくなる恐れがあります。
そのため、返済できずに滞納してしまうなら、直ぐに借金問題の専門窓口に相談しましょう。
目次
支払い遅れによる違約金
支払い遅れが起こると違約金が発生してしまいますが、この違約金が危険です。
遅延損害金とは、借金の支払い遅れ分の中で、履行遅滞の決まりに基づく損害賠償金のことを遅延損害金といいます。
この遅延損害金は、利息と同じく借りていた元本を元に、損害金額が決まります。
そのため、遅延利息と呼ばれることもあります。
ローン会社やクレジットカード会社によっては、遅延利息、延滞利息という名で呼ばれることもありますが、これらは遅延損害金のことを指しています。
遅延損害金は、本来の利息とは全く別物であり、返済が遅れた場合は本来の利息と、遅延損害金の両方を支払わなければなりません。
遅延損害金の利率
遅延損害金は以下の計算式で決まります。
借入残高 × 遅延損害金利率 ÷ 365 × 延滞日数
遅延損害金利率は、法律で20%までと定められているため、その割合以上は掛かりません。
カードローンの種類によって、この利率は異なる傾向があり、消費者金融の場合は、上限の20%で遅延損害金を請求してくるところがほとんどです。
銀行の場合は、20%の範囲で遅延損害金利率を掛けているところが多いです。
実際に、どのくらいの金額を払わなければいけなくなるのかを解説すると、以下のようになります。
仮に、借入残高が30万円、金利が20%、延滞日数が30日だった場合、遅延損害金は30万円 × 14.6% ÷ 365 × 30 = 4,932円となります。
決して支払えない額ではないかと思いますが、問題はいくら遅延損害金を支払おうが、借入残高は1円も減らないということです。
何より重要なのは、遅延損害金は発生しないように行動することなのです。
ちなみに、100万円借りて1年滞納すると、利息とは別に20万円の借金が増えることになります。
利息と合わせると、消費者金融の場合は約38%も利息を払わなければいけません。
つまり、38万円余計に借金の返済をしなければいけないのです。
ここまでの説明で、遅延損害金がどれだけ負担になるかわかるかと思います。
カードローンの取り立てについて
遅延損害金は先ほど紹介した金利で計算されて請求されます。
また、山形銀行のような銀行は独自の取り立てのための部署は持っておらず、取り立て専門の業者と提携しております。
具体的には、滞納が長期化すると債権回収会社と言われる、国から認められた正式な借金回収業者に取り立てを依頼します。
彼らのような業者に債権が移ったとしても、金利が増えたり、遅延損害金の利率が増えるようなことはありません。
しかし、債権回収会社に債権が移ることで、取り立ての厳しさが増えます。
具体的には、裁判所に訴える可能性が増えるということです。
今の世の中で、一番確実に債権を回収する方法は、法律を味方にして借金を差し押さえを行うことです。
法律を味方にしてしまえば、必ず支払わなければいけなくなります。
普通の貸金業者は、裁判所に訴訟を起こすという手続きをするよりも、新たに顧客を増やすほうがビジネス上効率が良いため、あまり裁判沙汰にはしません。
しかし、債権回収会社は取り立て業務が専門で、貸付を行っているわけではありません。
そのため、裁判所に訴訟を起こす手続きを早い段階で行って、どんどん借金を強制的に回収していくほうが効率が良いわけです。
もし、借金が債権回収会社に移った場合は即座に対応して下さい。
この段階になると、遅延損害金が返済できないということを言っている場合ではなくなります。
借金問題の対処について
借金問題でなんども取り立てを受けているなら、弁護士・司法書士に相談すると差し押さえや滞納時の督促を止めることができます。
さらに、弁護士・司法書士が介入することで、借金の減額も期待することができます。
そのため、返すことができなくなった借金は、まず弁護士・司法書士に相談に相談してください。
借金問題は相談によって解決する
山形銀行と和解交渉をするなら、弁護士・司法書士などの法律にかかわる資格を持っている専門家に相談することで、法的に和解の道を進むことができます。
しかし、1つ気をつけなければいけないことで、相談する弁護士・司法書士が借金問題に強いかどうかが非常に重要になります。
債務整理手続きを依頼する弁護士・司法書士の仕事は、離婚・相続・詐欺被害・事故示談・労働問題など分野があります。
医者に専門分野があるように、借金問題の相談をするなら債務整理が得意で、かつ解決実績が豊富な弁護士・司法書士を選ぶ必要があります。
また、借金問題を専門に扱っている弁護士・司法書士の中にも当たり外れがあり、当たりの弁護士・司法書士は特に強い交渉力を持っています。
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遅延損害金の対策
前述したとおり、遅延損害金をいくら支払っても借入残高は1円も減りません。
事前に様々な対策をして、遅延損害金を発生させないようにする必要があります。
返済期日の通知
口座振替を利用しない場合は、毎月銀行やATMで振込手続きをする必要があります。
延滞の理由で最も多いのは返済日忘れです。
このようなミスを防ぐのに便利なのが、各金融機関が提供している返済期日通知サービスです。
事前に設定していおけば、返済期日の少し前に連絡がもらえるため支払い忘れを防ぐことができます。
例えば、会員用のウェブページで「ご返済日お知らせメール」を有効に設定すると、返済期日直前にメールが送られてきます。
ただし、金融機関によってはこうしたサービスが提供されていないこともあります。
利息だけの支払い
元本も含めた返済は難しいけれど、利息だけなら支払えるという場合は、事前に業者に金融機関に連絡して話をつけておけば、利息だけでの返済が認められることが多いです。
利息だけでも払っておけば、遅延損害金は発生しません。
ただし、これはあくまで急場しのぎ的な対応にすぎません。
来月以降は元本も含めてしっかり返済するようにしましょう。
万が一返済が遅れてしまった場合
返済期日通りに返済が難しいときは、まず金融機関に連絡し支払いの延期か支払額の減額をお願いしましょう。
金融機関によっては、かなり柔軟に支払日を延期してもらえることが多いです。
ただし、それでも延滞を起こしていることには変わりないため、遅延損害金は取られます。
だったら連絡する意味なんか無いと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
誠実に連絡をしておけば、印象を良くすることができます。
そして来月以降はしっかりと元本も含めて返済していくようにしましょう。
それが難しいという場合は、債務整理を検討したほうが良いかもしれません。
遅延損害金の解決のメリット
借金の返済が遅れていると、遅延損害金を含めた借金全額の一括請求をされてしまいます。
多くの人は、請求されたときの高額な支払いができません。
実際に支払えない場合は、債権者から借金残金と遅延損害金の一括請求をされたら、弁護士・司法書士に相談しましょう。
債務整理を利用すると、効果的に遅延損害金のカットや返済ができます。
任意整理という解決手段
債務整理の手続きのなかでも、任意整理を利用した場合について説明します。
任意整理とは、債権者と直接交渉をして、借金の返済額と返済方法を決め直して和解する手続きのことです。
借金を利息制限法に基づく引き直しをするので、制限利率を超過した取引があると借金を大幅に減額でき、債権者との合意後の将来利息はすべてカットされるなどのメリットがあります。
また、裁判所を介さないので手続きが簡便で、費用も自己破産などの他の債務整理よりも安いことが多いです。
任意整理では、弁護士・司法書士が介入した後の遅延損害金や利息の支払いをすべてカットし、借金の残金を利息制限法に基づく引き直しをして、残った借金残金については将来利息をつけずに、元金のみを分割払いしていくことができます。
この利息は、弁護士・司法書士が介入してから債権者との合意ができるまでに発生する利息のことで、将来利息とは、債権者との合意後、支払い完了までの間に発生する利息のことです。
任意整理をすると、これらの利息の支払い義務がなくなるという大きなメリットがあります。
しかも、任意整理をすると、借金残金の返済期間を延ばして、無理のない返済計画を立てることができます。
これによって、苦しくなった借金返済を楽にして、完済まで返済を継続していくことができます。
弁護士・司法書士が介入した後は、債権者との合意ができるまでの間、債権者への支払いがストップします。
そのため、その間に債務者は、借金によって崩れてしまった生活を立て直すことも可能です。
よって、借金を滞納して借金残金と遅延損害金の一括請求をされた場合には、任意整理で解決するのが有効な解決方法になります。
債務整理を進めるなら弁護士・司法書士が確実
弁護士・司法書士に依頼をすれば、債権者は法律で交渉に応じなければいけないため、個人で交渉するよりも有利に手続きを進められます。
ただし、任意整理を行うにしても過払い金請求をするにしても、専門的な知識や債権者に対する交渉力が必要になり、個人の債務者が自分で取り組んで進めていくことは難しいと言えるでしょう。
みつ葉司法書士事務所は対応が早い
借金問題を解決しなければいけなくなったら、みつ葉司法書士事務所に相談することをおすすめします。
丁寧かつ迅速な対応をしてくれることも高評価のポイントになっています。
債務整理の交渉は、弁護士・司法書士の腕によって減額できる幅や、返済期間の長さが変わります。
本当に腕のある弁護士・司法書士なら、腕のない弁護士・司法書士と比べて100万円以上も減額幅が変わると言われています。
取立を即日で止めたいという方や、今受けている厳しい取り立てをどうにかしたいという方は、今すぐにでも相談するといいでしょう。
さらに、あなたの借金の状況と返済能力に応じた対応をしてくれるので、どの債務整理手続きをした方がいいのか無料で教えてくれます。
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